秋田駒ヶ岳と乳頭山(山と温泉)

黒湯温泉の露天風呂

山行情報

日時:2024/07/02 ~ 2024/07/03 天候:晴れ
ランク:C-C-8:30 参加:8名
山行担当:CL3519 SL3789
記録担当:文責:3519 写真:3519

コースタイム

1日目
八合目避難小屋…秋田駒ケ岳(男女岳):八合目避難小屋(泊) 行動時間:3時間40分

2日目
黒湯温泉…乳頭山(烏帽子岳)…休暇村乳頭温泉郷 行動時間:4時間50分

コースマップ

記録日:2024/07/02
合計距離: 9094 m
最高点の標高: 1636 m
最低点の標高: 1301 m


記録日:2024/07/03
合計距離: 10214 m
最高点の標高: 1478 m
最低点の標高: 767 m

山行記

はじめに

昨年、秋田駒ヶ岳山行を計画したが、天候不順により計画通りの山行が実施できなかった。今回はリベンジ企画として、初日は朝一で東京を出発し秋田駒ヶ岳をぐるっと一周し、翌日は乳頭山に登る計画に変更した。どちらかが雨となっても、人気の秋田駒ヶ岳は回れるようにした。しかし、一週間前の天気予報は両日とも雨予報であった。ところが実際は両日とも晴れ(ただし、2日目の午後から雨)であった。



1日目

6時32分東京駅発「こまち1号」で9時21分、田沢湖駅着。9時30分、ジャンボタクシーにて八合目に向かい、10時30分に到着。さすがに人気の駒ヶ岳。めちゃくちゃ人が多い。中学生の団体もいて、登山渋滞で時間が掛かると、帰りのタクシーの時間に間に合わなくなると困る。気が焦った。50分ほどで秋田駒ヶ岳(男女岳)手前のあみだ池に到着。秋田駒ヶ岳に向かう団体客の列がここかしこに見える。

登り始めると強烈な風が吹いてきた。ウィンドブレーカーを着て登る。20分ほどで山頂に到着。山頂からは男岳の向こうに田沢湖が、北にはひときわ目立つ岩手山までくっきり見える。やっぱり山は景色だね。5分ほどで男岳に向かう。男女岳はなだらかな景観だが、男岳は岩山の雰囲気。途中にはお花畑もある。景観も良い。田沢湖が近い。反対サイドの眼下にはカルデラとかすかに噴煙を上げる女岳、そしてお花畑のムーミン谷。ぐるっと周りを囲む外輪山。秋田駒ヶ岳の山頂部分(男女岳)の大きさを感ずる。

ムーミン谷へはかなり下る。そこは花の宝庫だ。快適なコース。外輪山部分の大焼砂分岐付近はコマクサの群生地になっている。さて、大焼砂分岐に出た瞬間に強烈な風。ここから横岳までは登りの砂地の道で、ここの30分が一番長かった。強風にあおられないように、負けないように、滑る足元、下を見て踏ん張り歩く。横岳に着いた時はほっとした。下山は、景観の良い焼森経由で八合目まで。時間は余裕だった。ここからジャンボタクシーで乳頭温泉郷の黒湯温泉に向かった。

黒湯温泉は濃い乳白色の温泉で温度も熱くなく快適。自炊棟で各自の自慢料理?で乾杯した。



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2日目

翌日も晴れ。天気予報では午後から崩れるとのこと。この日は黒湯温泉から一本松沢を行くコースで乳頭山に登り、尾根を孫六温泉登山口に下るコースで昼前に戻る予定だったが、一本松沢のコースは途中の橋が落ちて通行止めになっていたため、孫六温泉登山口から登った。この登山路は結構荒れていて登りにくい。

1時間半ほどで、開けた田代平に到着。避難小屋で小休止後、乳頭山までは30分ほど。この山は県境にあり、秋田県名が乳頭山、岩手県名が烏帽子岳。それぞれの方向から見ると、山の形も違う。山頂からの秋田駒ヶ岳と、その向こうの田沢湖の景観も素晴らしい。北に目を向ければやっぱり岩手山。よろしいですな。

帰りは同じコースでもつまらないので、時間は少し長くなるが田代平の湿原を大きく回り、蟹場温泉へのルートとした。これが当たった。まず田代平の湿原は大きく、ここも花の宝庫だった。みんなパチパチ写真を撮っていた。このルートは歩きやすい。おすすめだ。下山口には蟹場温泉、大釜温泉、妙の湯、休暇村乳頭温泉郷がある。我々は休暇村乳頭温泉郷で入浴、昼食をとり田沢湖駅に向かった。

ヤマレコの記録では9時間20分、距離19km、登り1,400m、下り1,450mだった。



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山行記(会山行)

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