玉山(台湾)

台湾までの航空路線と玉山登山のGPS

台湾までの航空路線と玉山登山のGPS

日時・天候・ランク

4月 18日(月曜日)~22日(金曜日)  B-B-8  雨/晴  参加者11名

コースタイム

【1日目】 集合場所 成田空港 7時
成田空港9:00-11:45桃園空港13:00-18:50阿里山閣大飯店

【2日目】 宿8:00-上東埔駐車場9:00-塔塔加登山口9:22…孟緑亭10:23…12:07白木林休憩亭12:40…大峭壁13:40…14:47拝雲山荘着

【3日目】 宿3:00…5:20玉山山頂5:43…7:15拝雲山荘8:05…大峭壁8:51…白木林休憩亭9:37…孟緑亭10:23…塔塔加登山口11:45-上東埔駐車場12:00-12:40塔塔加游客中心13:05-16:40東埔温泉沙里仙ホテル着

【4日目】 宿8:20-9:25玉山國立公園管理處9:45-10:36日月潭11:00-11:30埔里12:30-16:40帝后飯店着

【5日目】 宿8:00-11:10桃園空港12:20-17:00成田空港着 解散

山行記とビデオ

4月17日、格安航空券の早朝便のため成田空港にて前泊。ソファーで明日からの4千m弱の登山に不安と期待もつめて寝袋に潜る。

18日、桃園中正国際空港に11時45分到着。ガイドの林さんの笑顔のお迎えを受けバスに乗り今日宿泊予定の玉山の麓、阿里山に向かう。 林さんの時々通じない日本語の案内に耳を傾けながら18時ごろ宿に到着。

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19日、8時阿里山閣大飯店を登山口に向けてバスにて出発。9時登山サービスセンターでパスポートチェックを受ける。その後専用車に乗り換えて塔塔加登山口(2635M)に到着。
9時22分登山開始。排雲山荘3400Mまで800Mまでの高低差を「ゆっくり・ゆっくりね」林さんの掛け声を道ずれに登る。
玉山は台湾の最高峰で、主峰を中心に東西南北4つの峰が囲む雄大な山容である。国立公園に指定され管理が行き届いている。 登山道は尾根ではなく山腹をトラバースするように歩くので、本当に高度を稼いでいるのかと不安になるほどである。
14時47分排雲山荘(3402M)に到着。山荘は入山制限があるため混雑もなく、清潔で、お湯・水もあり寝袋の貸与により寒さ知らずに過ごせる。16時までの夕食の間、外で過ごしても思いのほか日差しが強く快適である。

20日、おかゆの朝食をとり3時にヘッドランプをつけて頂上を目指す。思ったより暖かい。 漆黒のなか満月に照らされ、息をすって、吐いての繰り返しリズムをとりながらゆっくりと高度を上げていく。 「あれ?思うように息が吸い込めない」と思っていると「すこし頭が痛い」という声も聞こえる。 だんだんと空が白みはじめ周囲の山々が浮かび上がってくる。頂上直下は岩場である。足がかり、手がかり、鎖も十分にあるなか、 林さんの「ガンバッテ」に顔を上げると頂上が見えた。
玉山主峰(3952M)5時20分到着。ご来光を待つ。眼下には雲海、山々は刻一刻と色合いが変わり、あたりは黄金に染まっていく。 5時31分頭を出し始めた太陽は登頂の喜びに呼応するようにメンバーの顔を照らしていく。
5時43分下山開始。7時15分排雲山荘到着、ラーメン(素麺?)を食べ8時5分登山口へ出発。長い、うんざりする下りではあったが、 道筋や斜面に満開の玉山シャクナゲに歓声をあげ、行きかう台湾の人たちは笑顔の絶えないフレンドリーな方々で、「秋葉原・剱・富士山」など日本の地名で我々を喜ばせて下さる。 11時40分登山口に到着後、バスにて本日の宿泊先の沙里仙ホテルに向かう。

21日、日月潭(湖)見物の後、お土産を購入しながら台北の帝后飯店を目指すが、途中冷房が壊れて車内はサウナ状態である。登頂後のご機嫌よろしいメンバーは冗談を飛ばしながら8時間のバスで減量に成功し夕食の準備完了。

22日、12時45分空港をたつ。お土産とちょぴりの自信でカバンを膨らませ17時成田到着。