西丹沢のナメ沢:沖ビリ沢と西沢

山行情報

日時:2017/7/2(日) 天候:曇り  ランク:D-C-8  参加者:9名
山行担当:CL:2247、SL:2751、3339、3296
写真:3155、3339、3382  文責:3155

コース概略

ルート図


ルート断面図

コースタイム

JR海老名駅西口(自家用車2台)6:30→8:20 山伏峠駐車場 8:35→9:05 水ノ木分岐 9:10→9:40 沖ビリ沢入渓 9:45→10:50 金山沢出合下H860 11:00→11:15 樅ノ木林道分岐→11:30 西沢入渓H775→ 12:00 昼食H840→13:00 三分岐H900→ 13:25 右俣左俣分岐H960→14:45 H1130分岐 14:50→15:35 樅ノ木沢頭左登山道(沢装備解除) 15:50→17:05 山伏峠駐車場

山行記

7月1日(土)~2日(日)の予定で西丹沢の沖ビリ沢・水ノ木沢に行って渓中泊をする予定であったが、土曜日が雨の予報のためCLがルートを短縮した日帰りコースに変更して実施してくれた。変更後のコースは沖ビリ沢と西沢。どちらの沢も丹沢では珍しいナメが続く癒し系の沢だ。

海老名駅に集合したのち2台に分乗し、圏央道と道志みちを使って山伏峠下で下車。ここは山中湖に近い丹沢の中でも海老名から最も遠い場所で、山中湖経由でも道志経由でも車で1時間以上かかる場所。

下車してすぐに沢装備をして出発。菰釣山に行く尾根道まで上がったのち水ノ木分岐で支尾根を下り、途中で左側に下りて沖ビリ沢に入渓した。

普通の沢登りは沢を登って、尾根道を下ることが多いが、今回は一旦尾根に登り、そこから下って入渓して、沖ビリ沢を下り、西沢に移動してから西沢を登り返すいう変わったルートである。

沖ビリ沢に入渓したら早速ナメ沢が現れた。それほど幅は広くないが歩きやすいナメが続き快適である。特にロープを出すこともなく金山沢出合に着いた。

今回はWの形をした樅ノ木林道(廃道)を利用して距離をかせいだ。廃道をすすむと途中になんとバスが捨てられていた。

西沢に入ると少し難しいところも出てきて、リーダーに何度かロープで確保してもらいながら登るところもあった。こちらの沢もナメが多く歩いていて気持ちが良かった。傾斜のゆるいナメ滝もいくつかあったが、確保なしで登れるところが多かった。

最後のツメはそれなりに急斜面のところを30分程度登って登山道に到着し。そこで沢装備を解除した。

登山道を水の木分岐まで戻ったが、上り下りが結構多くて、疲れた。その後見晴らしのいい鉄塔の下で休憩を取った後、登山口に戻った。

雨のため、渓中泊の予定が日帰りの沢山行になったが、丹沢とは思えないナメ沢を堪能できた楽しい山行だった。