「ウォーターハイキング」④土沢三ノ沢
山行情報
日時:2023/08/26 天候:晴れのち雷雨ランク:C-C-5:00 参加:9名
山行担当:CL2851 SL2588, 1758
記録担当:文責:3877 写真:2851, 3877, 3785
コースタイム
三国峠駐車場09:25…09:58巡視路入口…10:59土沢三ノ沢橋11:20…12:41二俣(昼食)13:06…14:14堰堤(コーヒータイム:雷雨)14:56…15:55三国林道…16:50三国峠駐車場 (歩行時間 5:57 休憩時間 1:28)
山行記
2021年から始まったウォーターハイキングは、一般の沢登りとは違い、大きな滝や深い流れを避けて沢を歩き、キラキラ光る沢ワールドで水と遊ぼうというのがコンセプト。とはいえ渓流を遡行するにあたり、沢装備と慎重な行動が求められる。2023年度の第4回は土沢三ノ沢。西丹沢の最奥部にあるナメがキレイな癒し系の沢を9名で遡行した。
アプローチは三国峠駐車場から三国林道を30分ほど歩き、そこから東電巡視路を使わせていただく。水ノ木林道に出たところで沢支度を整え、三ノ沢橋のたもとから入渓した。 小滝と釜が連続する流れを水と岩の感触を楽しみながら遡行する。渓に陽が入ると水がキラキラ、見上げる木の葉も明るく輝いて美しい。大きな釜には渓魚が泳ぐ姿も見えた。当日は水量が多めだったが、難しい高巻きはリーダーがロープを出してくださり、安全を確保しながら越えて行く。
丸い玉子岩を過ぎ、沢が二俣に分かれるところでランチ休憩をとる。昼食後に二俣を右へ進むと、いよいよ本格的なナメが始まり、美しい縞模様の入った岩の上を水が流れる様子が目を楽しませてくれる。楽しいナメ歩きの後、堰堤を越えたところでお湯を沸かして、ホットタイム。コーヒーを淹れ全員で乾杯!!ちょうどコーヒーを飲み終えたころに、雷が鳴り雨が降り始めた。渓の中で様子を見たあと、尾根にあがらず沢を詰めることに。最後に急な尾根をよじ登り、三国林道に戻った。
やや短めの沢ながら楽しめる要素が多く、雷雨や詰めの急登もほど良いスパイスとなり、沢を満喫した。やっぱりウォーターハイキングは最高!
写真をクリックするとスライドショーになります。
- さぁ!「ウォーターハイキング」土沢三ノ沢へ出発です
- さぁ、キラキラ光る沢ワールドをジャブジャブ歩こう!!!
- 釜で水浴び、気持ちいい!!
- 小滝は登らず、右の岩をへつろう
- 小滝でも見事な釜がご立派
- 二股でランチタイム。この先のナメを期待して
- これから土沢三ノ沢の長いナメが始まるよ~!!
- 200mも続くナメをウォーターハイキング
- 土沢三ノ沢の綺麗な石。珍しい!博多帯みたいな模様
- 博多帯模様の石と小滝を歩く
- 着物の紬を思わせる土沢三ノ沢の石が続く
- 200mのナメを満喫しました
- どこまでも続く神秘的なナメ。キラキラの沢ワールド
- お湯を沸かして、ホットタイム。仲間とコーヒーでカンパーイ
- 全員無事、林道へと這い上がる。「ウォーターハイキング」最高!