大倉尾根(アイゼン歩行訓練)

アイゼン歩行

山行情報

日時:2022/02/11 天候:曇り時々晴れ
ランク:B-B-6:00 参加:11名
山行担当:CL3271 SL3409 3637 3253
記録担当:文責:3765 写真:3271

山行記

登山初心者である私は、恥ずかしながらアイゼンというものは、本格的な冬山登山をする人だけが持っているものかとばかり思っていました。ネットを見ると「ただ履けば良いだけ」というような楽観的な情報が散見されていますが、ここでしっかりとした指導を受けるのと受けないのとでは、今後の登山人生にも関わってくると思い、今回の講習に参加させて頂きました。

実際に歩く前に、まずリーダーからアイゼン使用時のポイントのレクチャー、アイゼンの種類やその特性、歩き方や手入れの仕方など、ネットで見ただけでは分からないようなことばかりで、非常に参考になりました。 

さっそく出発。ふもとには雪がほとんどなく、中腹を過ぎたあたりから景色が一変。光が差す中に白銀の雪世界。雪の降る山に登らなければ一生見られなかったであろう幻想的な光景でした。

途中でアイゼンを装着し、初アイゼン歩行開始です。装着してすぐの時は、「あれ?そこまでアイゼン着けて歩いても違和感がないな」と思っていましたが、アイゼンを装着した分だけ歩幅の調整したり、足を高く上げないといけないということもあり、疲れと共に「ああ、これがリーダーがレクチャーしていたアイゼンを付けて歩く時のポイントか」と認識できました。

これもレクチャーを受けなければ、正体不明の疲れでしかなく、改善や対策のしようもありませんでした。今回の訓練に参加させて頂いたことは、今後の私の財産になったと思います。

【CL追記】 
越前岳の山頂は先月からほとんど積雪がなくアイゼン歩行訓練をどう実施するか悩んでいましたが、まさかの実施日前日に「警報級」の積雪予報。当日の登山口までのバスの運行状況が不安なので大倉尾根に変更し、希望者で実施しました。見晴茶屋から堀山の家まで往復アイゼンで歩くことができました。 



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