2020年 沢教室(5回、説明会1、山行4 うち補講1)

増水した沢を「へつり」で進む
山行情報
日時: 6月14日(日) ~ 7月26日(日)
天気:6/14:雨のち曇り、6/21:曇りのち晴れ、7/25:雨、7/26:雨
ランク:6/14(モミソ沢補講)、6/21(モミソ沢) D-D-2:00
7/25(葛葉川本谷) D-D-7:00、7/26(小草平沢) D-D-7:00
参加者:6/14:3名、6/21:8名、7/25:9名、7/26:10名
山行担当:
6/14:CL3339
6/21:CL3339 SL3389、3362、3623
7/25:CL3339 SL3389、1758、3362
7/26:CL3339 SL2993、2860、3060、3623
文責:3626
写真担当:
6/21:3339、3389、3362、3626
7/25:3339、3584、3626
7/26:3339、2860、3623、3584、3626
コースタイム
6/14:3h30m 3.8km
6/21:6h40m 6.8km
7/25:4h50m 5.9km
7/26:4h40m 8.9km
説明会
3/22 みろく山の会事務所
必要装備、沢での注意点・覚悟、岩登りとはちがうロープワーク等の説明を受ける。
説明会終了後、すぐにカモシカとモンベルに行き必要な装備を物色購入する。
沢教室が待ち遠しい!
山行記
6/14
6/21に生徒一人が行けないことをCLが考慮くださり補講を行って頂いた。
天気悪く懸垂岩は貸し切りで登り放題、ただ岩がびしょ濡れで難しかった。
その後モミソ沢を遡上する。雨で水量も多く楽しさ倍増!
6/21
天気良く人が多い。懸垂岩は別の団体さんが占領。我々は脇の斜面で登り方と懸垂下降、下降途中での停止方法等を教わる。のちモミソ沢を遡上もルートミスで敗退。敗退後水無川を新茅山荘まで生徒が地図読みしながらウォーターウォーキングを行う。
また別の楽しさがある。
<クリックするとスライドショーになります>
- 登り方の確認、ゴボウ登り
- 登り方の確認、プルージック登り
- 懸垂下降の仮固定確認
- モミソ沢
- モミソ沢
- モミソ沢のくだり、クライムダウン
- 水無川中流、くだり
- 地図読み、枝沢で位置確認。
7/25
雨で水量多く難易度もあがったが生徒全員問題なく遡上できた。表丹沢林道との交点までで脱渓したが、最後の滝は水量はんぱなく最高に面白かった。
- 葛葉川本谷入渓付近はしばらくこんな雰囲気
- へつりでのホールド確認
- 肩絡みの確保
- 少し開放的になってくる
- プルージックでの登り
- ステミング
- 板立ての滝7m
- シャワークライミング
- シャワークライミング
7/26
雨で水量多し。沢登りは雨でもできるのがいい。この日はスクラム渡渉、ふりこ渡渉、プルージック登攀、やぶこきでの脱渓等いろいろな要素を経験した。
- 勘七の沢の二俣から入渓
- 梅雨の最中で水量がいつもの倍以上
- へつり
- 増水した沢を「へつり」で進む
- 幅が狭いところは特に流れが強く、簡単に足が流される
- 現在地確認の地図読み
- 小草平の沢F1 5m
- 小草平の沢 F1 5m
- 小草平の沢 連バク帯
- 小草平の沢 連バク帯
- 連続する小滝
- エスケープルートの確認
- 沢から脱渓中、落石注意
全体を通して天気が悪く開催が危ぶまれたが、決行できてよかった。
通常であればもっと水量が少なく難易度も低かったと思われるが、生徒全員問題なく歩くことができたと思う。増水の危険を忘れてはならないが、逆に雨だったので楽しさが倍増したことも事実だったし乗り切った生徒も凄いと思う。
2020年沢教室の同期生とCL、SLの方々に感謝です。
ビデオ
スクラム渡渉のビデオです。再生すると音が出るのでご注意を!
【CL追記】
沢登りは、山のリスクと水のリスクの両方をコントロールできる人のみ楽しめる特殊な登山です。
今回、新型コロナや長梅雨など大変でしたが怪我もなく無事全員修了できました。
生徒のがんばりは素晴らしく、またそれを支えてくれたスタッフのご協力に感謝です。