御前ヶ遊窟・御神楽岳(プチバリ)

見た目ほど難しくはないが失敗は許されない

山行情報

日時:2022/10/28 ~ 2022/10/30 天候:おおむね曇一時雨たまにちょっと晴れ
ランク:D-D-8:00  参加:4名
山行担当:CL3623 SL3005、3730
記録担当:文責:3005 写真:3623、3730

コースタイム

10/28 横浜駅西口13:00≡蝉が平登山口17:00 移動日、林道は長く荒れた細道 車中泊

10/29 登山口6:20…湯沢の出会7:45…高頭9:30…湯沢の頭10:20…雨乞峰11:50…御神楽岳12:00…雨乞峰12:15…水場13:10…室谷登山口14:15=15:00蝉が平登山口15:30≡棒目貫登山口16:00

10/30 登山口6:10…6:40ソウケイ新道との分岐6:55…8:10シシミ沢入口8:20…スラブ取付8:40…御前ヶ遊窟11:10…11:30P846岩塔11:40…井戸小屋山12:00…林道ゲート12:55…13:30登山口14:00≡横浜駅東口22:00

コースマップ

御神楽岳

御前ヶ遊窟

山行記

2日目:御神楽岳登攀

(初日は、現地まで移動し車中泊)

ぐずぐずぬかるんだ道。低木や草がおおいかぶさった道。枯葉におおわれた細い道。更には、崩落個所をへつったり、枝沢の渡渉などを緊張して歩く。湯沢の出会から急登の藪は、苦しかったが、岩壁の全てが紅葉で美しい。ピンクテープ、鎖、ロープと緊張の連続。

股こすりなる短いナイフリッジを通過し、下り、登り、下り、登りと忙しい。高頭、湯沢の頭を経て急登、藪が続く。この辺で頂上を確認する。展望良好。

雨乞峰でザックをデポし頂上へ。この辺から雨が降りはじめた。雨乞峰に戻りタクシー会社に電話し、下山を開始する。雨で眺望はなかったものの、室谷登山口までは少し楽な道であった。下山時間が予定より遅れて気をもんだが、タクシーの方が少し遅れて到着し、無事に蝉が平登山口まで運んでもらえた。明日の御前ヶ遊窟に備え、棒目貫登山口まで車で移動し車中泊 。

【CL追記】 

・ぬかるみ多く下草も濡れていた。沢靴の使用も一案。

・危険箇所のトラバース多く高巻き等に不慣れな人は不可 。



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3日目:御前ヶ遊窟登攀

ラバーソールの沢靴で出発。泥沼状態の道には、靴下をネオプレーンにしたのは正解。ソウケイ新道との分岐、沢を偵察しロスタイム15分。右岸登山道は細い道で、グリップ力のない草すらも頼りに進む。

シジミ沢入口で装備点検し踏み跡を登るが、藪尾根となりルートを外れたことに気付く。激藪を通過し、本来のルートである水のない沢に降りる。沢を登って行くと、いよいよ開けたスラブへ。フリクションが効いて歩き易い。上を見ると針葉樹と紅葉のコントラストが素晴らしい。下を見ると、落ちればご臨終だと頭をよぎる。

岩場の途中にも細い沢がある。さらに登って行くと、本来ならば右側のチムニー状の岩溝を行くはずが、左側のスラブを直登してしまいコケに囲まれる。横を見ると、はるか向こうに鎖が見え、またもやルートミスに気付く。リカバリーのため、藪の中を右へトラバースし元のルートに復帰。この頃から小雨。

途中の藪の中に突然ピンクテープや鎖があり、ルートが正しいことにホッとする。そのまま登って行くと岩窟があり、上の遊窟と下の遊窟があると聞いていたので、ここが下の遊窟と思った。そして、さらに登り詰め、左右の岩峰に挟まれた行き止まりの大きな岩窟にたどり着いた。ここが上の遊窟かと思ったが、頂上のP846への道が無く悩む。そこで、一旦下に降り、右側の岩峰を右へ回り込むことにした。

しかし、登ってきた岩場を懸垂下降し、再度ルート図を確認したところ、そこから更に降りて反対側である左の岩峰を大きく左に回り込まなければならないと判断。岩峰を回り込んで行くと3目4目とそれらしい岩窟が現れる。そして、なんと5目が本当の御前ヶ遊窟と判明。ヤッター!更に岩と藪を通過しP846の岩塔に登頂。井戸小屋山を経て、下山はホッとして歩けた。

CL追記】 

・渡渉も有り、足周りは沢装備が良い。ラバーの沢靴+ネオプレーン靴下 

・岩のフリクションはよく効く。クライミングシューズの必要はない。濡れた岩や、着脱を考えると使用しないほうが良い。 

・本命の御前ヶ遊窟以外にもいくつかの岩窟が有り鎖も設置されている。そちらに誘導されても落ち着いて戻りGPSを確認して対処すること。 

・下山路は粘土質の急斜面がある。チェーンスパイクが有効。

 



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