2024沢合宿 新茅ノ沢
山行情報
日時:2024/05/18 天候:晴れランク:D-C-6:30 参加:4名
山行担当:CL3537 SL2860
記録担当:文責:3859 写真:3564, 2860
コースタイム
新茅山荘08:25…12:50烏尾山荘13:20…14:20新茅山荘
山行記
4月に沢教室を終了して、初めての沢登り。「沢登り入門コース」と記載されたサブタイトルに魅かれてステップアップを目指し、この山行に参加を決める。ガイドブックでは「前半と後半に多くの滝があり楽しい沢」と紹介されており、参加前の期待は高い。
懸垂下降の練習でお世話になったモミソ岩を左手に、新茅橋から入渓する。入渓地点からすぐにF1(6m)が出現、CLがロープを出しリードで登り安全確保をしてくれる。それでも、濡れて滑りやすい岩肌に加えて岩が脆いため、緊張のクライミングが続く。最初は気になっていた水しぶきも、登攀を繰り返すうちに、いつしかビショ濡れになりながらのクライミングが心地よい。
F5(12m)の大棚は、無理をせず左を高巻きにする。最後にF13(5m)、チョックストーンチムニーでは、以前からグラついていた残置ハーケンが抜けたり、チムニー初経験の私はお助けスリングに手が届かず苦労するなど、ちょっとしたハプニングも経験する。
その後は、ガレ場で落石に怯えながら(今回の山行の中で一番怖かった)山頂を目指して沢をつめ、烏尾山の山頂へ到達する。頂上では富士山を見ながらのんびりと昼食をとり、烏尾尾根を経由して駐車場まで下山した。
まだまだ、自分の実力不足を感じる山行ではあったが、沢教室から順次ステップアップができる企画とご指導いただいたCL、SLに感謝。
【CL追記】
天候にも恵まれ、沢のコンディションも良い日でした。足並み揃い初めて訪れた烏尾山荘からの眺望はとても素晴らしいものでした。沢の詰めは藪漕ぎはないけれど、ガレガレの急登。石、岩を落とさぬように気を使いました。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- F1登攀中
- F2登攀中
- F5の大滝15m
- F5右岸を高巻き中
- F6水流中を気持ちよく登っていく
- 滝を登っていく1
- 滝を登っていく2
- 滝を登っていく3
- F13のチョックストーン滝
- F13登攀中
- 抜けた残置ハーケン。下見の時からグラグラしておりいずれ抜けると話していた。固定分散で上部岩からも支点構築していたので特に影響はなかった
- 傾斜のあるガレた斜面を注意深く詰めていく
- 烏尾山山頂からの富士山
- 烏尾山山頂でのんびり昼食。空にはパラグライダー
- 烏尾尾根経由で下山