京都一周トレイル/東山コース編(週末縦走)

ケーブル比叡駅。若者を真似してポーズ

山行情報

日時:2024/10/19 ~ 2024/10/20 天候:小雨/晴れ
ランク:C-C-8:00 参加:10名
山行担当:CL3840 SL3697, 3452
記録担当:文責:3840 写真:3840

コースタイム

1日目
JR桃山駅9:00…11:53熊鷹神社…13:14今熊野…13:49清水山…14:14東山…15:25京阪三条駅
2日目
京阪三条駅6:00…6:58南禅寺…7:50大文字山…9:25哲学の道…10:09瓜生山…11:03てんこ山…12:08ケーブル比叡駅…13:45ケーブル延暦寺駅

コースマップ

記録日:2024/10/19
合計距離: 18191 m
最高点の標高: 255 m
最低点の標高: 43 m


記録日:2024/10/20
合計距離: 18180 m
最高点の標高: 779 m
最低点の標高: 47 m

山行記

1日目

関西の山行を出そう。でもどこがいいか。頭を悩ませていたら、今回の歩きのSLから京都一周トレイルというのがあると。調べてみたら、京都盆地を取り囲む山々をぐるっと周回するルート。京都南東の伏見から東山、比叡山、大原、鞍馬を経て嵐山に至る全長84㎞のコースだ。名所旧跡、寺社仏閣巡りもできる。これは面白そうだ。でも全部歩くには5日はかかる。そこで今回、第一弾としてまず東山コースを週末2日で縦走することに。

初日、東山コースのスタート地点、桃山駅から歩きを開始。すると、いきなり伏見城が登場する。色鮮やかだ。さらに進むと竹林の道へ。京都らしい。そして、昼前に伏見稲荷神社に到着。この日はあいにくの小雨模様。日本人はほぼおらず、外国人でごった返している。本来であればここから泉涌寺に抜けることになるのだが、工事をしているとのことで抜けられず、ぐるっと迂回する羽目に。でも逆に圧巻の東福寺や参道歩きを楽しむことができ、結果的に良かった。そしてこの日唯一と言っていい山歩きとなる清水山、東山へと。でも道はなだらか。頂上付近にある将軍塚では少し紅葉が。風情を感じる。その後、知恩院に下って本日の歩きは終了。

今日のもう一つの楽しみは、先斗町にある町家での宿泊とすぐそばにある店の京野菜料理だ。町家は、SLの友人の実家を改装したもので情緒あり。店は鴨川を臨む絶好のロケーション。でも絶景を眺めたのは最初だけ。お酒が入るとすぐに山談義。山あるあるだ。



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2日目

昨日とはうって変わって素晴らしい天気。前線が抜け、空気も秋に様変わり。まずは南禅寺へ。まだ人気はない。ひんやりとした空気と相まって、そこがまたいい。水道橋の下をくぐり、大文字山に続く登山道へ。樹林の中を2時間ほど歩けば大文字山頂に。雄大な京都盆地の眺めが目に飛び込む。

大文字の火床に寄ってから、一旦哲学の道まで下山。少し街中を歩き、比叡山へ。再び樹林の中の歩きとなるが、時々現れる石碑や石鳥居が歴史の道だと思わせてくれる。そして3時間ほど歩くと、ケーブル比叡駅へ。YouTubeで必ず登場する「HIEIZAN」のモニュメントで写真をパシャリ。京都盆地の眺めが美しい。その後、天台宗の総本山延暦寺に立ち寄り、ケーブル延暦寺駅へ。すると今度は、大きな琵琶湖の眺めが目に飛び込む。山行はここで終了。ケーブルカーで楽々下山。

関西に来て以降、六甲や比良比叡、高野などの山をいくつか歩いたが、どこの山も歩きの中で歴史を感じる。お寺や神社であったり、石碑や石灯篭であったりと、何かと趣がある。そこが関東やアルプスの山と異なってまた面白い。昔の人もここを歩いたんだな、と思うと感慨深い面も。そんなことを感じる歩きを会山行でまたやりたくなってきた。いずれにしても今回も仲間と山に感謝だ。



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