聖ヶ岩クライミング

「頂上参り2P 5.7」。頂上までもう一息!眼下はビジターセンター

山行情報

日時:2024/10/12 ~ 2024/10/13 天候:晴れ
ランク:D-0:30 参加:8名
山行担当:CL3811 SL3564, 3674
記録担当:文責:3937 写真:3811

コースタイム

1日目
聖ヶ岩ふるさとの森 ビジターセンター12:00…不動岩・聖ヶ岩…16:00バンガロー(泊)
2日目
泊地8:00…不動岩・聖ヶ岩…13:00聖ヶ岩ふるさとの森 ビジターセンター

山行記

1日目

目黒駅、横浜駅にそれぞれ7時に集合。白河ICを降りてスーパーで買い出し後、聖ヶ岩ふるさとの森 ビジターセンターに昼過ぎに到着。聖ヶ岩と不動岩でのクライミングとなる。

不動岩は、最近開拓されたゲレンデでミニ前傾壁、二段大信壁、不動ハング、右岩壁不動滝スラブから構成されており、5.7から5.13bまであるゲレンデだ。聖ヶ岩は、マルチが2ルート、ショートが3ルートあり5.7から5.10cがある。

目黒駅集合組は、到着後昼食を食べ、不動岩に向かう。不動岩までのアプローチは、展望台に向かう道をトラ綱ロープの所から、踏み跡に入り少し下ったところだ。トポ図を見て5.8のルートに取り付く。2ピン目をかけた所で、力尽きダウン。このルートは、後から5.11であったと判明。次のルートを探している所に、横浜出発組が到着。Tさんと私は聖ヶ岩に移動。他のメンバーは、不動岩でリードしたり、聖ヶ岩でマルチのルートの「頂上参り1P 5.8」に取り付いたりしていた。我々は聖ヶ岩で2ルート「鶴5.8」「亀5.7」を登りタイムアップ。今夜の宿のバンガローに帰る。

このバンガローは、一棟7,300円で借りられ、4人分のベッド、和室があり、人数制限がない。シーツ、枕、布団がレンタルでき、トイレ(ウォシュレット付き)、シャワー、冷蔵庫、ガス台、さらに空気清浄機が備え付けられていた。また、調理器具、鍋もレンタルできる。なお、洗剤やスポンジ、布巾は、持参する必要がある。また、カメムシが大量発生しており、部屋の中に突入して来るので要注意だった。

さあ、これからが第二の楽しみ、宴会の開始だ! まずは、ビールで乾杯! クライミングの重鎮Aさんが早速調理開始。乾きものを食べながらどんどん酒が進む。最初の料理は盛岡風「いも煮」。美味い! さらに餃子、キクラゲと卵の炒め物と料理が続き、締めにいも煮の汁で煮込んだうどんを堪能し、お酒もなくなったところでお開きに。みんな大満足で寝床に就く。



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2日目

翌朝6時起床。またもやAさんが腕を振るった朝飯。ウインナー、サラダ、いも煮の汁の雑炊をいただく。これまた美味い! 8時、バンガローを出発。聖ヶ岩のマルチルート「頂上参り1P 5.8」取り付きに10分で到着。Yさん、Kさん、Uさんのパーティーと、Sさん、Aさんのパーティー、そして重鎮Aさん、Tさん、私のパーティーの三つで登攀開始。SさんとAさんはマルチで「てんとう虫5.9」と「鶴5.8」「亀5.7」を登攀。

マルチルート「頂上参り1P 5.8」は、1ピッチ目はスラブが朝露でしめっており滑りそうで、5.8とは思えないほど緊張する。登るにつれ手がかりが少なく、肝をつぶす。頂上からの眺望は素晴らしく、秋晴れの空越しに遠方の山々が見えた。両パーティーがマルチを終え、全員、不動岩に移動し、各組リードにて登攀。やはり難しい。さらなるクライミング技術の習得が必要と痛感した。

12時30分に撤収。聖ヶ岩ふるさとの森 ビジターセンター前で解散し、今回の会山行が終了した。リーダーの尽力により、大変楽しく勉強になったクライミング山行だった。

【CL追記】

不動岩・聖ヶ岩は、会山行では初めての場所であり、時間配分やレベル感など、課題も多く確認できました。今回は宿泊を伴いましたが、重鎮Aさんが料理担当を買って出ていただいたこともあり、昼夜共に充実した時間を仲間と共有できました。支援リーダーからいろいろなことを教えていただき、この経験を今後に繋げていけるようにしたいです。



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