菖蒲ヶ浜キャンプ場〜西ノ湖(テント泊)

菖蒲ヶ浜キャンプ場にできたみろくテント村

山行情報

日時:2024/06/15 ~ 2024/06/16 天候:晴れ時々曇り
ランク:B-A-4:00 参加:9名
山行担当:CL2546 SL2569, 3094, 3169, 3534
記録担当:文責:4064 写真:2564

コースタイム

1日目
東武日光駅1:40ー菖蒲遊覧船発着所BS12:40…12:50菖蒲ヶ浜キャンプ場
2日目
菖蒲ヶ浜キャンプ場7:40ー東武バス日光・奥日光低公害バス乗り継ぎー8:40千手ヶ浜(散策)10:00ー10:30赤沼車庫BS10:35…自然研究路トレッキング…12:13光徳入口BS12:15ー12:20滝上BS…12:40菖蒲ヶ浜キャンプ場
※ー 公共乗物

コースマップ

2日目:自然研究路(赤沼…光徳入口)

山行記

1日目

「ソロテントでクリンソウを楽しむ」に期待を膨らませ、集合場所の東武日光駅に到着。晴天のいろは坂をバスに揺られて、菖蒲ヶ浜キャンプ場に到着。ズシッと立つ男前の男体山を横目にテント設営。ちょっと湖岸を散策。今日の行動予定はこれで終了。いよいよ、お楽しみの懇親会がスタート。色々な工夫と知恵の詰まった山メシとおつまみが並び、さながらビュッフェパーティ。瓶が重かったけど日本酒担いだ甲斐があった。



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2日目

気持ちの良い朝を迎え、テント撤収後、クリンソウを楽しむトレッキングへ出発。バスを乗り継ぎ千住ヶ浜へ。バスの車中では森を歩く熊を見物。熊出没情報に前日のうちにコース変更を決めたリーダーの判断に感服した。

千手ヶ浜でバスを降りると、すぐ道端にクリンソウがちらほら。これはまだ序の口、奥に行けばもっと群生しているよ、とリーダーの掛け声で湖岸まで進むとクリンソウのお花畑が出現。思わず「すごい」と声が出るほど。色とりどり見応えあるクリンソウの群生をゆっくり楽しんだ後は戦場ヶ原。

バスで赤沼に戻り、自然研究路を光徳入口まで歩く約100分のゆったりトレッキング。こちらも雄大な湿原に見頃を迎えたワタスゲの白に、レンゲツツジが朱を差す美しい景色。案内板の戦場ヶ原の歴史や名前の由来に感心しながら、のんびり散策。晴天に恵まれご機嫌で歩いていたとき、残り1.5km辺りで、バス時刻ギリギリだから急ごう!の号令。さらに「走って先にバス停に行ってくれ作戦」が発動され、渋々自分が走るはめに。こんなにダッシュしたのは何年ぶりだったろうか。期待を一身に背負い10分ほど走ってバス停に到着。結局、全員無事バスに乗り、最後は竜頭ノ滝を見てゴールのキャンプ場に到着。見どころ満載の悠々テント泊を満喫した。

【CL追記】

菖蒲ヶ浜キャンプ場はバス停から徒歩10分足らず。男体山登山や小田代原、戦場ヶ原のトレッキング、中禅寺湖遊覧船等、様々な楽しみ方ができるキャンプ場です。今回は3回予定しているソロテント泊山行の1回目。テント設営後のたっぷりの時間を、各自のメニューの試食や、軽量化のための情報交換などで和気あいあいに過ごすことができました。

日光では熊の目撃情報が相次いでいたので、クリンソウの群生地・千手ヶ浜へは往復共バス利用に変更。実際に車中から子熊が走り回るのを見た時は皆から驚きの声があがりました。バスの運転手さんは「この辺の熊は人を襲わない」と説明していましたが、やはり熊には遭遇したくありません。バス利用で生じた時間で戦場ヶ原を一部歩いて山行終了。本格的な夏山前の、ゆったりお楽しみ山行でした。



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