【過去山行記より】入笠山~ティ沢

※会山行自粛のため旧HPの山行記を掲載しています。

太陽を背に風紋の雪原を戻る

山行情報

2013年2月14日(木)~16日(土)  晴、雪、晴   B-C-7  参加15人

コースタイム

集合 : 海老名駅   6時30分
解散 : 海老名駅  16時40分

2月14日(木)
海老名駅6:40ー10:35富士見ゴンドラP11:00ー11:15ゴンドラ山頂11:40…12:10入笠湿原12:25…12:50御所平13:10…14:20JAハウス14:40…15:15二等三角点15:20…15:45JAハウス(泊)
          歩行時間 3時間05分  休憩時間 1時間

2月15日(金)
JAハウス8:20…9:15御所平9:20…10:10入笠山10:10…10:30入笠山10:45…10:55首切清水10:55…11:40大河原湿原11:50…12:00ティ沢12:00…13:00ティ沢13:10…14:50林道15:00…16:05林道16:15…17:00JAハウス(泊)
          歩行時間 7時間50分  休憩時間 1時間

2月16日(土)
JAハウス9:25…11:00御所平11:05…11:15入笠湿原11:30…12:05ゴンドラ山頂12:15ー12:30富士見ゴンドラP13:25ー16:30海老名駅
          歩行時間 2時間10分  休憩時間 30分

【報告事項】
思った以上に降雪量があり体力、時間を要した.。少ないところで膝上。多いところで胴まで。
2日目のティ沢の雪の造形、3日目のJAハウスから御所平までの霧氷は素晴らしかった。

山行記

富士見パノラマスキー場のゴンドラに乗りゲレンデの最上部に降り立つと、雪の八ヶ岳の見事な姿がさえぎる物なく真正面に見える。

1日目は、そこからスズランの自生する丘を見ながら入笠湿原を通り、マナスル山荘、JAハウスまで2時間30分の雪の中を歩く。途中マナスル山荘で昼食後、スノーシュー、ワカンを装着。リーダーの「楽しいねぇ」の声に、ツボ足(この言葉今回初めて知った)の私はひざ上まで落ち込み心の中で泣き笑い。でも、きらきらと輝く樹氷をみながら雪道を歩くと、心は無心になれる。山小屋に着いてから、希望者が裏の山に散策に、私もツボ足で一人散策組に挑戦したが、腰まで落ち込み草々に断念。残留組の酒の席に加わる。

2日目、あいにくの雪だが風があまりなくさほど寒さは感じない。8時20分に山小屋を出発して、マナスル山荘から山頂へ。山頂は風があって寒い。早々にティ沢方面に向けて下山。樹林帯をしばらく行くと大河原湿原を抜ける木道に出る。樹林の下の木道上で立ちながら昼食。湿原の中の木道を進むとティ沢に入る。谷も徐々に深くなり、川沿いの崖を足元を固めながらトラバースするところも。怪我をするほどの高さではないが、足を滑らせ川の淵に落ち体を濡らしたら、と思いながら進む。でも雪の渓谷もとても美しいものだった。昼食から2時間半かけてようやく林道に出る。リーダーもほっと安心、皆と握手。ところが後は林道を行くだけと思っていたら、雪がなければ20分のところを2時間20分かかり午後5時10分頃に山小屋着。

3日目、晴。昨日と打って変わって真っ青な青空のもと、樹氷がキラキラと輝き、左には御嶽、乗鞍と北アルプスの山々が。しかしそれにしても雪が深かった。トレースをたどるのだが外れると一気に落ち込む。リーダーの「ツボ足の人入ってみて」の声に数人が犠牲に(もちろん喜んで)。完全に腰まではまり抜け出すのに一苦労。雪山の厳しさと美しさを十分に満喫する。夕食や朝食も美味しかったが、それにもまして装備の大切さを実感した山行だった。

2月14日(木)
出 発 準 備
入 笠 湿 原 を 行 く
スノーシュー、ワカン、ツボ足でJAハウスへ
JAハウスから牧場の丘へ出発
三角点目ざしてスノーハイク
輪環とスノーシューでスノーハイク
2月15日(金)
雪 の 入 笠 山 頂
暴 風 雪 の 下 り
雪 の 造 形
沢 の 雪 道 を 行 く
新 雪 の 沢
2月16日(土)
ス ノ ー シ ュー で 出 発
振 り 返 る と 青 空
御 所 平 へ 向 か っ て
入 笠 山 ~ 丁 沢
御 所 平 の 霧 氷
撮  る