那須岳~三本槍岳(山と温泉)
山行情報、担当者
日時:2016年10月12~13日 天候:晴・風 山行ランク:B-B-6:30
集合場所:東京駅ホーム, AM6:30 参加者:8人
CL:2459 SL:2782 文責:2459 写真:2459、280
コース概略
一日目(10月12日)東京駅ー那須塩原駅ー(9:20)ロープウエイ山麓駅(9:45)…峰の茶屋跡…(11:30)茶臼岳(11:55)…峰の茶屋跡…朝日岳…隠居倉…(14:35)三斗小屋温泉泊
二日目(10月13日)三斗小屋温泉(7:15)…(8:50)大峠…(10:30)三本槍岳(10:40)…北温泉分岐…北温泉…(14:10)北湯入口BSー(15:30)黒磯駅
記事
那須と三本槍岳を登頂し紅葉を楽しみ、三斗小屋温泉で温泉に入ろうという盛たくさんな山行であった。東京駅より東北新幹線やまびこ203号に乗り那須塩原駅で下車し、バスに乗り換え那須ロープウェイ駅に向かった。途中紅葉シーズンで混雑が予想されていたが平日ということもありスムーズに行けて幸運だった。
今年の紅葉は少し遅いようであったが充分楽しめた山行でした。
山行記
那須ロープウェイ駅に到着、ロータリーの端を借りて点呼とストレッチ、参加者が8人で和気あいあいのうちに出発、
茶臼岳、ロープウェイを左手に見ながら登山口へ向かう。ロープウェイは使わない。
数分で登山口の鳥居に到着、ここから登りが始まる。
峰の茶屋跡に近づくと風が強くなってきた。 峠では強風が予測されたのでその前に防寒対策を整えた。
ゆっくりと確実に登る。 この辺りは風の通り道として有名なポイントだ。
右に朝日岳、左に茶臼岳を眺めながら峠へ向かう。
峰の茶屋跡で一息入れて、茶臼岳の頂上に向かう。 朝日岳が後方に見えるようになってきた。 風は強く風速15メートル位、あるいは瞬間的にはそれ以上かもしれない感じであった。
茶臼岳火口跡を周回し、全員無事に登頂、頂上で集合写真、
頂上から北関東の景色が良く見える。ここで岩陰で風を避け昼食だ。
早々に出発、来た道を峰の茶屋跡まで戻る。次のターゲットである朝日岳が正面に見える。峠の茶屋跡で急きょミーティング、この先、朝日岳への道も風は強い、そのためショートカットし直接三斗小屋温泉へ向かう組と予定通り朝日岳山頂へ向かう組に分かれた。峠から三斗小屋温泉への直行コースは風も弱く傾斜もゆるいコースだ。
峰の茶屋跡から朝日岳へのルートは岩場もあるが鎖が付いているので不安はない。
朝日岳頂上へ分岐点にザックをデポして頂上へ向かう。やはり風は強かった。
朝日岳頂上から真正面に先ほどまで我々がいた茶臼岳が見える。
朝日岳にお別れし、次のポイントの隠居倉へ向かう
隠居倉あたりからは茶臼岳の雄大な姿が見える。 この辺りは紅葉もきれいに色づいていた。
紅葉とやまなみを眺めながら快適な尾根歩きがつづく。風も納まった。下りに入り三斗小屋温泉に近づいた。
三斗小屋温泉の源泉へ到着。 湯気がもうもう 紅葉もヨシ。
散歩気分のなだらかな下り道、もうすぐ三斗小屋温泉だ。
三斗小屋温泉に到着、温泉小屋は二軒あり、檜ぶろが良い大黒屋、 露天風呂で有名な煙草屋 の二軒だ。 我々は大黒屋にお世話になった。 到着すると大黒屋の二階の窓から先着の別働班が顔を出し迎えてくれた。
待望の温泉へ入る。仲間の了解を得てチョットだけ写真を撮らせてもらう。 今回はみろく山の会「山と温泉」世話役会がお世話している山行なので少し温泉のPR。 お湯はぬるめと適温の二つの浴槽に分かれており、大満足でくつろげた。 湯上りは部屋でお酒も入り食事もおいしかった。食事は各部屋に運んでくれた。
翌朝、出発前に集合写真、 朝食が7時からと少し遅いのが残念だ。天気も良し。ストレッチと点呼し、第一番目のポイントの大峠へ向かう。 このルートは三本槍へ最短で向かうルートだ。あまり多く使われていないようだが事前に小屋で大丈夫なことを聞いていたので選んだ。 途中に渡渉が三か所あり、雨の後は避けた方が良い。 昨夜に少し雨が降ったが地面の濡れ具合が少ないので予定通りに出発した。
大峠に近づくと登りがきつい場所もある。
三度目の渡渉が最も歩きにくい。 苔がつき、滑りやすい。ストックを使う方が良いと思う。 トップを歩く私が滑ってしりもちをついた。
大峠に到着、ここは分岐点だ、ここから三本槍岳への登りが始まる。
紅葉を楽しみながら、ゆるい登り道を進む。
雲が湧いてきた。左手は会津方面、 急な登りにかかると三本槍岳は近い。
三本槍岳頂上に到着
三本槍岳から昨日登った朝日岳と茶臼岳が良く見える。 景色を見終え下山にかかる。
北温泉分岐を右へ入ると中の大倉尾根だ。なだらかな長い下りとなる。
右手には朝日岳と茶臼岳の雄大な姿が見える。 紅葉も良い。
北温泉が見えるとバス停まであと25分ほど、 標識がないので地図を見て進む。私たちは最初、道なりに歩き間違ってしまい、数分の時間ロスをした。
ゴールの北湯入口バス停に到着、ほぼ予定時間に到着しバス待ちも短く満足。ここからバスでJR黒磯駅へ向かう。黒磯駅で解散、帰宅を急ぐ人はバスがそのまま那須塩原駅へ行くのでそこから新幹線で帰宅した。 列車の中で疲れを癒しながら帰宅。