昇仙峡と武田の杜~湯村山(山と温泉)
山行情報
日時:2022/11/17 ~ 2022/11/18 天候:晴れランク:S-S-3:30 参加:15名
山行担当:CL1904 SL1030、2731
記録担当:文責:3175 写真:2731
コースタイム
1日目 甲府駅10:10 - 11:00金櫻神社11:20 - 11:40昇仙峡RW - 11:45パノラマ台 … 昼食12:15 … 12:50弥三郎岳13:00 … 13:35パノラマ台 - 13:40昇仙峡RW … 14:10仙娥滝 … 14:16石門 … 16:00長潭橋 - 宿
2日目 宿9:00 - 10:00武田の杜11:00 … 12:00昼食12:30 … 13:40湯村山14:00 … 14:50塩沢寺 … 15:00湯村神社15:10 … バス停 = 甲府駅
山行記
待ちに待った山と温泉の旅が総勢15名、八王子駅に集合しスタートした。秋晴れのもと、各駅停車で甲府駅に移動。バスにて昇仙峡を眼下に見下ろす御獄新道を走り上がり、金櫻神社に到着。水晶発祥の地として名高く、御神宝の水晶玉は拝見できないが、神社そのものが金キラ煌びやか、朱塗りも鮮やかで素晴らしい。春秋は神楽も催されるとのこと、水晶と信仰の奥深い関わりを感じることができる。遥拝所から富士山を望み、次のポイント、ロープウェイ駅へ。約5分でパノラマ台へ、ここで昼食を頂く。
展望台からは、金櫻神社方向に金峰山、瑞牆山が望める。振り向けば、霊峰富士が雲を少しまといながらも次第に姿を見せてくれる。メンバーの6割位は弥三郎岳へも行かれ、(筆者は待機組でーす)さらなる展望を楽しまれた。
ロープウェイで下山し、昇仙峡の最高地点である仙娥滝から約5㎞の遊歩道を紅葉を愛でながら歩き始める。覚円峰を見上げ、感嘆の声が上がる。「夢の松島」からは天災により通行止めとなっていたが、迂回路が完成しており行程通り通過。川沿いに下りながら羅漢寺に到着、対岸に渡り五百羅漢を拝観し、有明橋でまた遊歩道に戻る。その後、巨石、奇石に名前が付いているのを皆で品評しながら歩く。はまぐり石とオットセイ岩は確かにそのように見え合格。猿岩とねこ石は却下だね~。松茸石は転倒していた。そんなこんなで長潭橋まで来て本日の歩きはお終い、温泉宿へ向かう。
宿泊は甲府・湯村温泉の由緒ある旅館柳屋。建物は2階建てで、部屋がぐるりと一周して並んでいて、まるで城壁のような構成。中庭が日本庭園になっていて、どの部屋からも眺め良し。中世ヨーロッパの城塞都市のような構造で、さすが武将武田の地だと感心する。温泉の泉質も良く、美味しい料理も味わい、お決まりの反省会で親睦を深めた。朝食にはほうとう鍋も提供され、もみじの柄や和風の美しい和食器を用いており、秋をさらに満喫できた。
さて2日目も風なし、雲なし、晴れ渡り、まずは千代田湖を目指す。武田の杜という広大な山梨県立の森林公園へ。甲府盆地を一望しながら、湯村山へと歩を進める。塩沢寺の樹齢450年の松の枝振りに驚きつつ、最終地点は湯谷神社、無事に下山できたことを感謝して解散となった。
写真をクリックするとスライドショーになります。