日時・天候・ランク

2016年6月26日~6月27日 晴にわか雨 晴れ  D-D-10(みろく山の会)参加者4名(Y、K、A、H)

コースタイム

[1日目] JR中山駅14:00≡17:20ベースプラザ手前P…17:30登山指導センター(泊)

[2日目] 泊地3:45…4:30一の倉沢出合4:45…5:35テールリッジ5:40…6:17中央稜取付き6:35…9:50終了点10:50…11:00北陵懸垂下降点11:05…北陵(懸垂下降7回)…衝立前沢(懸垂下降1回)…15:00本谷出合…16:10一の倉沢出合16:25…17:07泊地

山行記

24、25日会山行7人を予定したが、天候が悪く中止し、26、27日の晴れ間を狙い個人山行として4人で実施した。27日(月)クライマーは少なく、我々の4人が先行して出発して、後は南稜の2人、4人パーティのみであった。

≪アプローチ≫
今年は雪渓の雪が少なく、飛び石伝いに沢を渡りながら、途中右岸を高巻、ヒョングリの滝でも高巻きフィックスロープを使用しクライムダウンしてテールリッジ末端に取り付いた。テールリッジには新しいロープが張られて登りやすくなっていた。

≪登攀≫
中央稜取付きから終了点まで10ピッチで登攀した。P3のトラバースでロープが下の岩に引っかかり、ロープを引き上げるのが大変だった。核心の4Pのチムニーは前回ザックが邪魔をして登りにくかったので、左側を登ったら比較的楽に登れた。終了点手前の支点からは、2mほど下がった右側に階段状のルートがあるのがわかったが、前回と同様直登して右側をクライムダウンして登り返して終了点に到達した。終了点は4、5人がくつろげるスペースがあり、ゆっくり昼飯とした。

≪下降≫
北陵を7回の懸垂下降でピナクル手前まで下降した。途中の藪の中の懸垂では斜め左下方向へ意識しながら25mでピッチをきりながら降りると正面壁への下降もなく、ロープの回収もスムーズになる。衝立前沢を下降して、本谷の手前で左側につけられたバンド~トラバース道を辿った。バンドまでは、支点がありロープを出して登った。トラバース道は、はっきりした踏み跡があるが、一歩一歩木や草を掴みながら慎重に下降した。

≪終了して≫
衝立岩中央稜はアプローチと下降の方が、ルートの登攀より難しく感じて緊張を強いられた。北陵の下降では、参考文献より懸垂回数を多くして40m×3、25m×3、50m×2にしたほうが良いと思った。途中空中懸垂の手前の懸垂では50mにして懸垂したところ斜めに引かれるためロープが回収できなくなったので25mで懸垂したほうが良い。また、このルートはクライミングの総合力が試されるので山行の人数も4~5人が限度ではないかと思った。

≪参考文献≫
新版 日本の岩場上 菊池敏之編著 その他ブログ