大杉渓谷~大台ケ原
山行情報
日時:11月18日(金)~19日(土) 天候: ランク:C-C-6 参加:10名
山行担当:CL2805 SL2249、2782
記録担当:記録2805 文責3101 写真2805、2984 作成2751
コース
18日
新横浜 6:00ー名古屋ー9:47 三瀬谷駅 10:30ー(大杉渓谷登山バス)ー11:50 大杉渓谷登山口
登山口 12:00…13:45 千尋滝 13:50…14:35 シシ淵 14:45…15:10 平等嵓…15:55 桃の木山の家
※ 大杉渓谷登山バス:完全予約制(3日前迄) ¥2500/1人
19日
山の家 6:20…7:00 七ツ釜滝 7:05…7:40 崩壊地 …9:05 堂倉滝 9:15…10:15 堂倉避難小屋 10:40…12:00 シャクナゲ平 12:15…12:50 日出ヶ岳 13:00…13:35 大台ケ原駐車場 13:30ー(奈良交通バス)ー16:21 大和上市駅 16:41ー19:39 名古屋駅
山行記
情報誌に日本三大峡谷の一つ、大杉渓谷~大台ケ原が掲載された。台風被害により閉鎖された大杉渓谷の崩壊地が復旧したのである。
行きたい!と。大杉渓谷のHPで「鎖を掴まない人が転落するのです」とあり、合点するビビリの私。
新横浜組5人と小田原組5人でひかりに乗車。名古屋を経由し、10時半に三瀬谷到着。専用バスで登山口へ。
12時、登山開始。登山道は鎖がつき濡れて光っている。V字状の峡谷に岩壁をくり抜いた急峻な断崖である。‶腰が引ける”と思いながら、しっかりした鎖を頼りに慎重に歩を進める。アップダウンが激しい。ところどころに「転落事故多し」の看板が目に入る。だんだんと体が慣れてきて峡谷に目を向ける。
吸い込まれそうなコバルトブルーの沢に、鎖を掴む手に力が入る。
紅葉に彩られた滝や吊り橋が次々と現れる。転落者がいるとあったが、手すりが付いているので無謀なことをしない限り、安全上の問題はないように思われる。
15時55分、桃の木小屋に到着。4時間半のところを3時間半で歩いた。
小屋はスタッフの感じが良く、清潔で風呂もあり、食事も美味しい。翌日の天気予報は雨。リーダーは、場合によっては引き返すと。
情報収集の結果で、リーダーから予定どおりと伝えられる。夜半、豪雨の音がする。
朝6時20分出発。なんと、なんと雨は止んでいた!
標高差1225mの大台ケ原まで登る。まず、日本の滝百選の七つ釜滝に向かう。「この先、転落事故多し、谷側を歩け」。またもや現れた表示に慣れている自分がいる。鎖のないきわどい箇所があり、身が引き締まる。
問題の崩落個所はきちんと整備されていて、これまでの道より安全で歩きやすい。
堂倉滝からは峡谷を離れて登山道に道になる。右には大峰山系の山々が雲海の上に青く浮かぶ。登山道沿いの巨木に足を止め、瑞々しい苔を楽しみながらゆっくりと登る。
13時、日出ヶ岳に到着。降り出した雨で視界ゼロ! そういえば、前回も雨だった。
大台ケ原駐車場の店で2時間のバス待ち。女性陣は熱々のおぜんざいで冷えた体を温める。
- 「三瀬谷駅」裏の道の駅で昼食ゲット
- 大杉渓谷登山バス このバスは予約制で、3日前に申し込まなければならない。
- 車中で昼食、元気一杯
- いざ 出発
- 登山口から鎖
- 最初の吊り橋「大日嵓橋」
- 落ち葉のトラバース道
- 吊り橋を行く
- 紅葉 見事!!
- 息をのむ美しさ
- 出発後1:30 135mの天空から落ちる千尋滝
- 千尋滝近景
- 鎖を掴んで進行に歩く
- 警告板
- ビビリながらも慎重に
- 巨岩のトンネルをくぐる
- 峡谷第一の絶景「シシ淵」
- ニコニコ滝
- 82mの平等嵓吊り橋 右は300mの一枚岩の絶壁
- 山腹の紅葉
- 桃の木山の家 2食付き 9,000円 風呂付
- 2日目 雨は上がっていた
- 雨上がりの靄が立つ
- 日本の滝百選「七ツ釜滝」
- 日本の滝百選「七ツ釜滝」
- 「崩壊地」 平成16年の豪雨から10年間不通だった
- 崩壊地を行く
- 光滝
- 滝の落口を覗く
- 隠滝
- 足元慎重に
- 堂倉滝、最後の滝だ
- 堂倉滝近景
- 堂倉避難小屋
- シャクナゲ坂への登り
- シャクナゲ平の道標
- いよいよ「日出が岳」へ
- 巨木に見とれる
- 「日出が岳」山頂の一瞬の眺望
- 全員元気に山頂へ、さすが多雨の山。
- ゴールはビジターセンター 1時間後「大和上市駅」行バスに乗車