笛吹川東沢・釜ノ沢西俣
山行情報
日時:2022/06/25 ~ 2022/06/26 天候:晴ランク:D-C-8:00 参加:10名
山行担当:CL3217 SL3045
記録担当:文責:3687 写真:3217, 3537, 3606, 3730, 2860
コースタイム
1日目
西沢渓谷入口9:46 …徳ちゃん新道入口10:07 …鶏冠谷出合10:55 … 11:20ホラノ貝ゴルジュ11:38 …山の神12:09 … 12:40乙女ノ滝12:59 … 13:13東のナメ沢13:18 …西のナメ沢13:46 … 14:47魚留の滝
2日目
魚留の滝6:11 … 6:59両門ノ滝7:27 … 8:14魚留ノ滝8:43 …西のナメ沢9:17 …東のナメ沢9:38 …山ノ神10:35 … 11:03ホラノ貝ゴルジュ11:18 … 11:46鶏冠谷出合 … 12:00徳ちゃん新道入口12:27 …12:49西沢渓谷入口
山行記
渋滞もありましたが、無事駐車場に到着できました。揺れる吊り橋を渡るとすぐに入渓点です。
水流も日差しも気温もたっぷりあり、今日は遡行にピッタリな日、沢装備も万全に出発。高巻きした地点に山の神が祭られており、今回の山行の安全を静かに祈ります。歩かせていただいていることに感謝。
高巻き後現れたホラ貝のゴルジュは、曲がりくねり水流の先に吸い込まれそうな感覚になります。うだるような暑さではありますが、首まで水につかるのは少し寒そう。コバルトブルーに輝く水は、美しく荘厳な輝きに満ちています。
乙女の滝で一息。さらさらと流れる滝にしばし目を奪われる。スケッチをするA氏、泳ぐB氏、思い思いに楽しみました。
予定を変更し、魚留の滝付近で幕営となりました。焚火をしながら、贅沢に流れる時間を過ごしました。焼きマシュマロにじゃがバターに豚汁を、大変おいしく皆で頂きました。初めてのツエルト泊はとても快適で、日中の暑さが嘘のように寒く、歩いているときは持ってきたことを後悔したシュラフが役立ちました。
翌朝、空身で両門の滝を目指すことになりました。視界の先まで続くナメ沢にため息、そしてその中を歩いていく…。なんとも言えない至福の時間。自然の造形美に包まれ沢をたっぷりと堪能しました。目的の両門の滝は、まさに圧巻。今回は時間にゆとりがあり、身体が冷えるまで滝を楽しむことが出来ました。
帰り道、すべり台になっているナメに挑戦!意外と高さもあり緊張、CLが「大丈夫だよ」というがダイジョウブじゃなさそうな高さです。仲間の面白がる顔、心配そうな顔、意を決し「いざ」。
右に左に体が降られながら、どっぼーん!少しお尻を打ったけど爽快。
翌朝、椅子に座るとお尻が痛む、昨日の沢の楽しさを思い出して「にんまり」。にんまりした自分にもう一度にんまり。やっぱり、沢はよき。
【CL追記】
好天に恵まれた週末、圏央道に入るや渋滞に巻き込まれ、中央道でも断続的な渋滞に遭い、西沢渓谷を発ったのは10時近くになってしまった。
歩くペースはまずまずでだったが、予定通りに進んでも西俣の泊地に着くのが日没近くになることが見込まれ、炎天下のなかペースアップを図るには不安があったため、魚留の滝を泊地として翌日両門ノ滝までピストンすることにした。
西俣を詰めることはできなかったが、参加者のほとんどが初めての渓中泊ということもあり、参加者には楽しみにしていた焚火を囲んだ野営を心行くまで味わっていただけたようだ。
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