朝日連峰縦走(ロングトレイル)

以東岳から大朝日岳に向かう朝日連峰の稜線を臨む。大朝日岳ははるか彼方

山行情報

日時:2023/10/02 ~ 2023/10/04 天候:曇り
ランク:C-D-8:00  参加:7名
山行担当:CL3519 SL3630
記録担当:文責:3519 写真:3630

コースタイム

1日目
鶴岡駅~朝日屋旅館/大鳥登山口(泊) 歩行時間:00時間00分
2日目
朝日屋旅館~泡滝ダム~大鳥小屋~以東岳~狐穴小屋(泊) 歩行時間:8時間10分
3日目
狐穴小屋~竜門小屋~大朝日小屋~大朝日岳~古寺案内センター~寒河江(泊) 歩行時間:10時間05分

山行記

1日目

朝日連峰の紅葉を見たい。飯豊連峰縦走の感動を朝日連峰縦走でもう一度味わいたい、との思いで朝日連峰の以東岳から大朝日岳までの縦走山行を企画した。

当初の計画では、山中では以東小屋と大朝日小屋に泊まる予定だったが、低気圧接近により最終日は大荒れ予報となったため先を急ぎ、山行初日は以東小屋泊をスキップして狐穴小屋まで足を延ばした。翌日も大朝日小屋泊をやめ、大朝日岳から下山した。そのためやや強行軍の山行となった。

1日目は、13時に鶴岡駅集合。ジャンボタクシーで大鳥登山口の朝日屋旅館に向かう。朝日屋旅館は登山客および釣り客のベースキャンプ的存在で、大鳥登山口の泡滝ダムまでの送迎も行う。



2日目

5時30分、朝日屋旅館発。我々7名のほかに3名が同乗し6時、泡滝ダムに到着。怪魚タキタロウ伝説の大鳥池畔の大鳥小屋までは3時間の道のり。沢沿いを進み、2カ所の吊り橋を渡る。沢沿いは水の音が大きく話し声も通りにくい。七曲りを越え、大鳥小屋に到着。小屋の近くには水がジャンジャン出ている。

以東岳へのコースは直登コースと展望の良い尾根道コースがあるが、我々は尾根道コースを選択。尾根道コースとは言うものの、最初は段差の大きい直登。直登を登りきると一気に展望が開け、展望の良い稜線歩きが堪能できる。今年は紅葉が遅いとのことだが、どうしてどうして。以東岳に近づくとみごとな紅葉が始まっている。紅葉の向こうに大鳥池。カメラマンは忙しくなる。振り返れば朝日連峰のたおやかな稜線。その先はるか彼方に大朝日岳が見える。

以東岳に到着した時、我々は大きな選択に迫られていた。翌々日は、朝から低気圧の接近により大荒れの予報だった。当初予定の以東小屋に泊まるか、少しでも先を急ぎ狐穴小屋に向かうか。我々は狐穴小屋に向かった。狐穴小屋には先客が4名ほど。小屋前には豊富な水。管理人に感謝。



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3日目

やはり、天気予報では翌日は大荒れとのこと。当日の天気も、晴れ予報から曇り・雨に悪化。この日は大朝日岳に登り、そのまま旧古寺鉱泉に下山する方向で出発。レインウェアを着て、まずは竜門小屋を目指す。朝日連峰稜線歩きのはるか先に大朝日岳が見える。稜線歩きは最高。曇っていても見晴らしは良好。

竜門小屋に到着し、古寺案内センターに電話したが、今日は臨時休業のため宿泊は不可とのこと。やはり大朝日小屋に宿泊し、明日、悪天候の中で下山せざるを得ないのかと覚悟した。

西朝日岳に登ると大朝日岳が眼前に見えた。振り返ると、遠く以東岳と歩いてきた稜線がはっきりと見える。タクシー会社に電話し古寺案内センターへの配車が可能か問い合わせたところ、可能との回答を得た。これで翌日、悪天候の中での下山を回避できる。

大朝日小屋で小休止し、大朝日岳に登る。山頂ではいつの間にか晴れている。360度のパノラマの景色。昨日から歩いてきた朝日連峰の稜線、飯豊連峰、月山、素晴らしい。

しかし、下山が長い。下山にも急登はある。小朝日岳への急登はこの日一番。小朝日岳を過ぎると下山ルートだが、一難去ってまた一難。前方で熊と遭遇したような大声があった。急遽、熊鈴と笛を取り出し、ピーピー鳴らしながら下山した。下山は長かった。当日中の帰宅はできないため、寒河江で宿泊し、翌日の帰宅となった。 

 ヤマレコの記録では歩行時間19時間30分、距離33km、登り2,800m下り2,700mだった。



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