大山北尾根~ヨモギ尾根
山行情報・担当者
日時:12月24日(土) 天候:晴れ ランク:B-C-7:30 参加26名
山行担当:CL2654 SL2006、2535、2751、2797、3324
記録担当:記録2654 文責、写真2751
コース
秦野駅7:00集合
秦野=ヤビツ峠 7:55…9:10 大山 9:20…10:29 境沢ノ頭 10:39…11:30 札掛森の家 12:03…13:35 ヨモギ平13:45 …14:28 三ノ塔 14:38…15:45 牛首ゲート 15:55…16:45大倉
山行記
ヤビツ峠から入って大山北尾根を歩き、札掛を経由して、ヨモギ尾根を歩く。
ロングコースだが雰囲気の良い静かな尾根歩き。丹沢の良さを、改めて感じることが出来るルートだ。
この日は天候も良く、柔らかい陽射しの下を気持ちよく歩いた。
イタツミ尾根の登山口
秦野駅からタクシーに分乗。ヤビツ峠まで。バスもあるが、冬場のロングコースなので早めの下山を考慮してのタクシー利用だ。
参考までに、タクシー代は4,500円前後。
出発前の準備体操と、リーダーからの注意を聞いてスタートする。
尾根の中ほどで相模湾が見えてきた。太陽が相模湾を照らす。日差しが映えて、海が輝いている。
視線を移すと、大島が見えた。利島のとんがりも、右手にうっすらと見えた。数年前の正月に、塔ノ岳から新島・式根まで見たことがある。空気が澄んでいたら、見えるんだろうなぁ。
道の両サイドに霜柱。20℃近くまで気温が上がった昨日とは打って変わって、この日は気温が下がった。とは言え、平年並み。今年の気温差には驚かされる。
霜柱の丈が高い! 童心に還って、サクサクと踏んでみる。楽しい!!
北尾根は北面なので、霜の道になってる。霜が融けたら泥んこ道になるだろう。ここを歩くのは午前中が良さそうだ。
やがて、右手にネクタイ尾根が見えてきた。これを下ると唐沢川に下りる。
岩場を過ぎたら、ちっちゃい玉ねぎ石があった。東丹沢では多いらしい。
しっかりとした階段がある。このルートは鉄塔巡視路なのだ。階段をお借りして、歩く。
下山口の手前に、ミツマタの群生があった。花の頃は見事だろう。
県道に掛かる清川村の標識の下を通って、札掛吊り橋を渡る。この吊り橋は、藤熊川とタライゴヤ沢の合流点に掛かる。右手には札掛森の家がある。
札掛森の家。失礼ながら、裏側からの撮影。森の家は、森林と触れ合い、森を育てるボランティア活動の拠点として活用されるとの事だ。
タライゴヤ沢を渡渉。渡渉には秘密兵器を投入。レジ袋を履いて、心置きなくザブザブと沢を渡る快感!! 楽しかった!との声も上がって、メンバー一同、沸いた。
藤熊川と、タライゴヤ沢に挟まれたヨモギ尾根。両サイドからの沢の水音を聞きながら歩く。ゆったりとした明るい尾根で、雰囲気が良い。
尾根の雰囲気の良さは、手入れをされた杉林の綺麗さもある。明るい林内の道だ。
大分登って、やっとヨモギ平に付いた。たおやかな風情の尾根だが、結構な登りが続く。
清々しい風情の、ヨモギ平の平場。まるで人工的に整備された公園の様だ。
ここにも、森林整備のモノレールが敷かれている。軌道が三ノ塔に向けて続く。
塔ノ岳に続く表尾根の稜線。中央左寄りのとんがりが塔ノ岳。尊仏小屋がポツリと見える。
鹿柵沿いの道。ここの植林も手入れをされている。近年、丹沢の植林地は綺麗になってきている。この道は、以前は鬱蒼として暗く、何か出てきそうで気味が悪かったが、明るい道になっていい雰囲気になった。
牛首ゲート。牛首林道の石碑が建てられている。林道には、どこも立派な記念碑が建てられている。林道の開通は、土地の人々にとって大きな出来事なのだと感じさせられる。
16:45、大倉到着。暮れかけて、イルミネーションが輝き始めた。