鎌倉二つの石切り場(ヤブ)

道なき道を歩いて一つ目の石切り場に到着

山行情報

日時:2024/12/18 天候:晴れ
ランク:C-B-6:30 参加:9名
山行担当:CL3346 SL3778
記録担当:文責:4016 写真:3198

コースタイム

JR鎌倉駅07:20…8:17鶴ヶ岡八幡宮…9:18十王岩9:24…9:57亀ヶ淵10:00…10:16獅子舞…10:25天園10:50…12:33光触寺12:36…13:51熊野神社14:03…14:08JR逗子駅  歩行時間:5時間59分/休憩時間49分/合計6時間48分

コースマップ

記録日:2024/12/18
合計距離: 18012 m
最高点の標高: 147 m
最低点の標高: 9 m

山行記

本山行は、鎌倉駅から逗子駅まで電車で5分のところを天園ハイキングコースとやまなみルートを使い、あちこち寄り道をしながら6時間半かけて行くルートでした。この「寄り道」が、この山行のキモになっており、よく練られたルートです。 

当日は朝から良い天気で、総勢9人で鎌倉駅を出発します。まずは、妙本寺で準備運動。その後、尾根に登って祇園ハイキングコース、八幡さま、今宮まで歩を進めます。今宮は、鎌倉駅から小町通りを通れば15分くらいのところですが、「寄り道」しているので1時間くらいかかっています。 

今宮から取り付き、御谷の尾根を先に進みます。実はこの道、「公暁悲劇の道」と呼ばれており、実朝の首を運んだ道だとCLから説明がありました。これを聞いた一同、うなずいたのは言うまでもありません。 

建長寺の回春院の池で小休止し、ハイキングコースに合流する手前で第一の石切り場に出ました。石の崖が器用にくり抜かれています。この場所は、ネットにも出てなく、あまり知られていないそうです。このような場所に出会えてかなり得した気分です。 

石切り場を後にし、何回かハイキングコースから外れては戻りを繰り返し、天園で早めの昼食。昼食後は、また「寄り道」して鎌倉霊園、御坊ヶ谷を横切り、ハイキングコースに合流。ここから第二の石切り場までピストンです。第二の石切り場は、第一の石切り場よりも際どい場所にありました。このような所まで石を求めに来ていたとは。当時は、このような石が貴重だったのでしょう。認識を新たにしました。 

石切り場からハイキングコースに戻り、光触寺経由でやまなみルートと合流します。やまなみルートでは寄り道をせずに最後まで進み、住宅街に出ます。あぁ、これで終了だ、と思ったところで、先頭のSLから一言。「普通はここで終了なのですが、もう一山越えます」。最後の「寄り道」で熊野神社の脇に出て、山行は無事に終了となりました。 

天気、時期、名所、「寄り道」が相まって楽しい山行でした。なお、私事ですが、反省会デビューしたことを付言しておきます。 

【CL追記】

歩き慣れた鎌倉ハイキングコースとはひと味違ったバリエーションルート、山中にある、人知れぬ二つの石切場をめぐるヤブ山行を計画した。当初、獅子舞の紅葉の時期にあわせて1210日ごろに実施したいと考えていたが、リーダー2人の都合が合わず、18日に実施することに。 

紅葉は半分あきらめていたところ、夏の猛暑の影響か獅子舞の紅葉が1週間ほど遅れている様子。当日は天気も良く、期待していた紅葉はジャストタイミングでまさに紅天井を堪能することができた。 長めのコースであったが、予定通りの時間で、無事に逗子熊野神社に到着することができた。 



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