斑尾高原スキー・ツリーラン(中級以上)

最終日は快晴、妙高山をバックに記念撮影

山行情報

日時:2月10日(月)~2月12日(水)  天気:10・11(晴れ/曇り)、12(晴れ) 参加者:12名
山行担当:CL 3155 SL 3063、2751
文責:3546 写真:3155、3038、3546 ビデオ:3155、3038

コースタイム

1日目:11:30~15:30 斑尾高原スキー場
2日目:  9:00~16:00 斑尾高原スキー場
3日目:  9:00~12:00 斑尾高原スキー場

ゲレンデマップ

 

山行記

 ツリーランとはゲレンデ外の樹木などが自然のままの斜面を自己責任で滑るコースで、会山行としては初めての企画!山スキー好きと私のような興味あるメンバーが集まった。

 飯山駅からバスが到着すると、いきなりコブ急斜面が目に飛び込んできた。圧雪斜面が多い昨今、斑尾高原スキー場は違うようだ。長年、ついつい避けてきたコブ急斜面だが、今回はどこか覚悟を決める。

 雪のチラつく中、まずは足慣らし。参加条件中級以上とあって、皆、スピード感溢れる爽快な滑りだ!天気予報通り、徐々に雪は強まり、夜、窓越しの外はホワイトアウト!吹雪は朝までという予報なので、夜の歓談は明日の新雪を楽しみに盛り上がる。

 翌朝、積雪は増えたもののパウダースノーが売りの斑尾には珍しく湿雪らしい。それでも充分満足できる雪だった。リフト上から見えるツリーランコースはスゴい急斜面で、こんなとこ滑るのは神技としか思えなかったが、さすがに滑りやすそうなコースから挑戦と言うことになった。そうは言っても、入口に上級コースとあり、木々の間も狭く、大雪の後の深雪、未経験組には難易度が高過ぎるので、ゲレンデを滑ることにした。いつか、ツリーランを挑戦するためにゲレンデ脇の深雪も試してみた。スキー板のトップが雪に沈まないように、深雪では踵加重と教えてもらう。ふわふわした感覚が楽しかった。ツリーラン挑戦組の話では斑尾ツリーランはなかなかの難コースだったらしい。

 3日目は快晴。部屋の窓からキレイに圧雪されたゲレンデが見える。朝一番でその斜面にシュプールを描きたくて、手早く荷物をまとめ、ゲレンデに向かう。パラレルで大きな弧を描き、風を切る!今回1番の爽快さだった。他の非圧雪斜面のボコボコ深雪も落ち着き、滑りやすくなったので、頂上のコブ急斜面にも挑戦してみた。こちらは予想通り悪戦苦闘!それでも青空に妙高山など雪山が映え、その眺望に、気分は最高のスキーとなった。

 それにしても、やはり山の会、あの山は八海山だとか鳥海山じゃないかとか、すぐ山座同定になってしまうのが面白かった。

 私は山歩きを始めて2年になるが、日頃の成果で脚力も付き、スキーの方も昔のように元気に滑れるようになってきた。当然、スキー熱も再燃してきている。今回は久々の非圧雪斜面に苦労はしたものの、スキーの新たな目標も出来て、思い出深いスキー山行となりそうだ。

【CL追記】

 定員8名の予定であったが、今シーズンは会山行で山スキーがなかったためか山スキー好きの人の申込が多くて12名で山行を実施した。このスキー場には10程度のツリーランコースがあり、それ以外にも上級の非圧雪コースがいくつかある。

 例年に比べると積雪量が少ないためブッシュが出ているコースも多くて、ツリーランコースはあまり多く滑れなかった。コースによっては蔦に引っかかって止まってしまうところもあった。全体的に急なところや樹木の間隔が狭いところが多く、一般の非圧雪の上級コースよりも難易度が高いと感じた。もう少し雪の多い年にまたこのコースにチャレンジしてみたい。

写真

ビデオ

これはツリーランコースではないが、非圧雪のパウダーラインコースでの滑走風景。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みろく山の会:横浜にある山岳会(登山サークル)(@mirokuyamanokai)がシェアした投稿