穂高岳(奥穂南稜)


トリコニⅠ峰でロープを出し、セルフビレイのカラビナをかけて進む。北穂東稜ゴジラの背に似ているが、こちらの方が簡単。

山行情報

日時:2020/09/20 ~ 2020/09/22 天候:晴れ
ランク:D-D-11 参加:9名
山行担当:CL3420 SL3063
記録担当:文責:3537 写真:3224、3632、3623、3418、3420

コースタイム

9/20:上高地/1150岳沢小屋1430/1500下見取付き1530岳沢小屋天場1600/

9/21:天場/0550取付き0630上の滝終了点0730/0740モノリス岩0905トリコニ―Ⅰ峰0915/0945トリコニ―Ⅱ峰0955南稜の頭1145/1150奥穂山頂1200/1230紀美子平1410/1420カモシカの立場1550/1600天場1630/

9/22:天場/0710上高地0910/

山行記

8月20日~22日

1日目、朝6:15過ぎに海老名出発。19日からの予定を1日後へずらし4連休のうちの3日間穂高へ。リーダーの判断通り天気は回復し長野は良い天気。さすが4連休、沢渡の駐車場はほぼ満車。沢渡からはタクシーで上高地へ。河童橋を渡り岳沢登山口へ、梓川の水量は多いように見える。

登山口から2時間半程で岳沢小屋に到着、テント場はもう少し上がった所。着いてみるとテント場は一杯で張るところがない。草地を開いてなんとか2張り張れそうな場所を見つけたが、とても寝心地良い場所ではなかった。

テントを張り終わると、ハーネス装着、ピッケル、アイゼンを持ち最低限の荷物で、明日行く南稜取り付きまで偵察へ向かう。途中、上から戻ってきたパーティー2人に様子を聞く。雪渓に乗らずとも行けそうだ。ガレ場をへつり登って行く。圧倒的な柱状節理に心がわく。取り付きは左の方からということで、偵察終了。

テント場へ戻るが、なかなかのガレ場を下ってスリル満点。小屋前のテラスで夕食リーダー作の野菜一杯の焼きそば。明日の打ち合わせをし、それぞれのテントで就寝。

2日目、今日が本番。辺りが明るくなってからの出発。岩稜歩きの経験が浅い私はリーダーのすぐ後ろをワクワクしながら歩かせてもらう。リーダーのルートファインディングの様子を見ながら、登山道ではない道無き道を必死に楽しく歩く。すぐにでも落石を起こしそうなガレ場、草付きの急登、また這松に掴まりながら登る。

ついお菓子を連想させるモノリス、トリコニーなる岩を回り込んでの絶壁をクライムダウン。冷や汗ものだが、なぜか楽しい。中々安心して休める場所は無いが時折立ち止まり、眺望を楽しんだ紅葉にはまだ早いがお天気に恵まれた幸せな時間だ。

リーダーのルーファイの見事さに感心しながら長~ガレ場をまた登る。南稜の頭は見えているけれど中々たどり着かない。の頭から奥穂高岳山頂までは10。山頂に着くと祠の前での写真撮影30分待ちだったので祠の写真だけ撮って、下山開始。尾根、重太郎新道を通って岳沢小屋のテント場へ。

途中下りながら、午前中登ってきた南ルートを眺める、凄い急登である。傍目から見るととても登れるようには見えない。メンバー同士「すごいねあんな所登ってきたんだね。」と称えあい、満足感に充ちていた。

3日目は連休最終日ということで早々に帰路に着くことに決めた。お風呂に入り、地元の美味しいお蕎麦を食し、山から下りればビール、最高です。緊張の連続だったけれど天候にも恵まれたとても幸せな時間でした 



写真をクリックするとスライドショーになります。

CL追記

1984.9.23に登ってきれいだったので、再訪した。コースは全く覚えておらず、9名の大所帯なので、念入りに調査をして出来そうだと思って、出かけた。鹿児島山岳会作成の概念図に大いに助けられた、感謝。 

足回りは、一人アプローチシューズで他は登山靴。コース的には、薄くトレースはあるので迷うことはない。前半でルンゼが分かれるところ、少し登りすぎたのか右ルンゼへのトラバースが悪く中央ルンゼを進み、細くなるところで浮石が続くので右に出ると、尾根を越えるトレースがあり右ルンゼに出られた。モノリス岩は、概念図に従って左を巻いたが、ロープ出す出さない微妙だったので、右を巻く方が良かったかもしれない。 

20代の時のようにはきれいと感じられなかったが、晴天の下無事に歩きとおせて満足。



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