爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳(ゆっくり・バス)
山行情報
日時:2021/07/19 ~ 2021/07/21 天候:晴れランク:C-B-7:00 参加:24
山行担当:CL2956 SL3337,3483,3452
記録担当:文責:3697 写真:3483
コースタイム
1日目
扇沢登山口(12:07)…ケルン(13:15)…一枚岩(14:08)…種池山荘(16:10)
2日目
種池山荘(06:40)…爺ヶ岳南峰(07:30)…爺ケ岳中峰(07:58)…冷乗越(08:58)…冷池山荘(09:28)…布引山(11:00)…鹿島槍ケ岳南峰(12:07)…布引山(13:28)…冷池山荘(14:20)
3日目
冷池山荘(05:50)…冷乗越(06:02)…爺ケ岳中峰下(06:57)…爺ヶ岳南峰下(07:20)…種池山荘(07:50)…一枚岩(09:34)…駅見岬(09:52)…ケルン(10:13)…柏原新道登山口(11:23)
山行記
1日目
朝6:30、横浜駅南の万里橋から大型チャーターバスで隣の席を空けて快適に乗車、登山口の扇沢から柏原新道をひたすら登る。途中、若い女性から「横浜のみろくですか?HP見ています。クライミングしたいです」と声を掛けられ、HPの威力を実感。登山道は木々で日差しは遮られているが、暑い、風もない。雪渓が残るガレ場を渡るとき、雪で額と首筋を冷やす。たくさんの花達がゆらゆら揺れて、頑張れと手を振ってくれているよう。最後の急坂を登るとコバイケイソウが林立、今年は当たり年だそうだ、4時過ぎに、赤い三角屋根の可愛い種池山荘に到着。
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- 入口の標示板
- 1日目 横浜から24人チャーターバスで扇沢へ 柏原新道登山口でストレッチ
- モミジ坂
- 長い登りが続くが 徐々に展望が開ける
- 雪渓を通過
- 手前に蓮華岳 後方に針ノ木岳が見えてきた
- 爺ケ岳南峰と明日登る尾根
- 種池山荘に到着 コバイケイソウの群落
- 明日まず目指す爺ケ岳南峰
2日目
2日目、爺ヶ岳南峰、中峰を経て、宿泊地の冷池(つめたいけ)山荘に到着し、荷物をデポして鹿島槍ヶ岳を目指す。途中、猿の親子に遭遇、参加メンバーに申年生まれが多いので、お出迎え?その先は美しく伸びる稜線、にっぽん百名山の映像そのもの。ほどなく布引山に到着し、さらに進む。眼前に立山と剱岳を眺めつつ、まさに天空散歩、山容が端正でかっこいい鹿島槍ヶ岳の南峰(2889m)に到着。360度遮るものがない絶景、遠くには穂高岳や槍ヶ岳が。南峰のすぐ先には吊り尾根につながれた北峰が見え、V字形に切り込まれた八峰(はちみね)キレットを経て五竜岳へ続く稜線が鮮やかに目に映る、いつか行けるだろう。
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- コバイケイソウ
- 剱岳の迫力
- 日目 爺ケ岳を目指す 振り返ると立山三山、剱岳 全く贅沢な景色 種池山荘ははるか彼方
- 爺ケ岳南峰頂上
- 爺ケ岳中峰を後に 本日の泊地冷池山荘を目指す
- 冷池山荘にデポし、鹿島槍ヶ岳南峰を目指す 手前は布引山 奥が北峰
- 手前が布引山 奥が鹿島槍ケ岳南峰
- 剱岳
- 布引山から鹿島槍ケ岳南峰を望む
- 布引山からの下り
- 鹿島槍ケ岳南峰への最後の登り
- 北峰 八峰キレット 五竜岳への尾根
- 鹿島槍ケ岳南峰無事登頂 たまたま撮影中の有名山岳写真家A氏(後から知った)にシャッターを依頼してしまいました 気持ちよく引き受けてくれた そういえば山荘に写真集がありました
- 慎重に下山
- クロユリ
3日目
3日目、左右に山並みを見ながら下山、火打山も遠くに見える。キヌガサソウに別れを告げ、爺ヶ岳をトラバースして柏原新道を下る。お世話になった種池山荘も冷池山荘も二代目柏原さんが経営、登山道の整備に感謝、コロナ対策もバッチリ。爺が岳、鹿島槍ヶ岳ともに花の百名山の名に恥じない花々のオンパレード。実に30種類有余の花に出会え、花と絶景がぎっしり詰まった贅沢な山旅でした。薬師の湯でさっぱりして、6時過ぎに万里橋に到着。4連休前夜、仕事帰りの人達でごった返す横浜駅で山の余韻に浸りつつ、次の山に思いをはせる。
【CL追記】
天候に恵まれ、特段の問題なく、予定通りの登頂、下山を終えた。
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- 3日目 冷池山荘での夜明け 大町方向を望む
- 冷池山荘
- 冷池山荘から鹿島槍ケ岳を望む
- 鹿島槍ケ岳
- 爺ケ岳をトラバースして下山
- はるか彼方に槍ヶ岳が
- さらに下る
- キヌガサソウ
- 種池に到着
- ノウゴウイチゴ
- オオバキスミレ
- コマクサ
- ノビネチドリ