信越トレイル(延伸部)天水山~苗場山(ロングトレイル)

雨に映える紅葉

山行情報

日時:2023/10/03 ~ 2023/10/06 天候:曇り/ 雨/雨時々曇り/小雨
ランク:B-C-9:00 参加:17名
山行担当:CL2782 SL2805, 2812, 1890, 2941, 3779
記録担当:文責:3821, 3282, 3780 写真:3535

コースタイム

1日目
和田小屋10:10…11:20下の芝11:35…12:10中の芝12:25…12:40上の芝12:50…13:30雷清水13:35…14:40苗場山山頂14:45…14:50苗場山自然交流センター(泊)
2日目
苗場山自然交流センター5:55…6:40坪場6:45…7:45六合目7:50…9:00四合目9:05…9:25三合目9:35…11:00小赤沢・苗場神社11:30…12:05大赤沢12:10…13:05見倉トンネル出口・東屋13:30…14:15見倉橋…14:25結東じゃまくら石公園14:35≡15:15中条温泉・トマトの国(泊)
3日目
中条温泉・トマトの国7:00≡7:40結東じゃまくら石公園7:50…9:35高野山調整池…10:35妙法育成牧場10:50…11:45中子ダム12:15…13:20津南町立上郷小学校…13:30宮野原橋…13:35道の駅・信越さかえ14:00…14:10森宮野原駅…14:45中条温泉・トマトの国(泊)
4日目
中条温泉・トマトの国6:45≡7:15天水山松之山口7:20…7:40稜線(信越トレイル)7:45…8:15天水山8:20…8:45松の山登山口分岐8:55…9:15▲967.5 9:20…10:05里山出合・池10:10…10:50健森田神社…10:55森宮野原駅

コースマップ

記録日:2023/10/03
合計距離: 6443 m
最高点の標高: 2144 m
最低点の標高: 1366 m


記録日:2023/10/04
合計距離: 20454 m
最高点の標高: 2141 m
最低点の標高: 515 m


記録日:2023/10/05
合計距離: 23065 m
最高点の標高: 933 m
最低点の標高: 242 m


記録日:2023/10/06
合計距離: 8729 m
最高点の標高: 1092 m
最低点の標高: 294 m

信越トレイル延伸部ルート図(苗場山~天水山)

山行記

1日目

信越トレイルは、長野と新潟の県境に連なる全長110㎞のロングトレイルで、斑尾山山頂から苗場山山頂まで、10のセクションに分かれている。昨年は、10月末に4泊5日でセクション1の斑尾山から6の天水山まで歩いたが、今年は行程時間や宿の関係から、残りの4セクションを逆の苗場山から3泊4日でたどった。

初日は秡川コースで、苗場山に登る。越後湯沢駅からタクシーで和田小屋まで行く。登山口のスキー場のゲレンデは、まだ紅葉には早すぎる様相だったが、気温は秋めいていて登山には快適な陽気。雨の後のゴロゴロの登山道は滑るのでゆっくりと登り、下の芝で昼食を取った。さらに標高を上げた上の芝では、樹林帯から突然視界が開け、黄金色の草紅葉が斜面に。赤く色づいたドウダンツツジや黄色のミネカエデがアクセントを添え、青空に映え、歓声が上がる。気分も一気に高まり、ベンチで記念撮影。 

神楽ヶ峰までくれば山頂は近いかと思われたが、一旦コルまで下って岩場の急登を250m登り返す。頂上台地に着くと、草紅葉の広々とした高層湿原の中に池塘が点々と散らばって、今が見ごろと思われた。14時40分に山頂着。その後、冷え込んできたので重ね着をして湿原を散策にでかけたが、先日までの暑さ対策から一気に寒さ対策に変わり、気を引き締めたことであった。(文責:3821)



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2日目

今日は苗場山頂から結東まで、10時間近くに及ぶ長丁場だ 山頂の湿原で朝食を摂る予定だったがあいにくの雨のため、小屋で摂るソフトボールより大きい塩ゴマだけのおにぎりをお茶なしで食べ、予定より早く出発した。 

湿原は雨で紅葉も輝いて幻想的だったが楽しい歩きもここまで。濡れた道・岩は歩きにくく、私たちを苦しめた。予定より30分遅れたが無事、神社に到着。午後も雨が降り続くため、計画を変更して一部、車道を歩くことになった長い見倉トンネルなどを歩いて大の栃木・風穴へ。大栃の名所で大きな栃木やブナの原生林を充分楽しむことができたが、風穴はどこにあったのかわからなかった 

見倉集落を歩いていると、遺跡の発掘現場に遭遇した。縄文時代の遺跡が出たとのこと。珍しい現場に立ち会えて、興味深かった。 次は見倉と結東を結ぶ中津川にかかる見倉橋。映画『ゆれる』の舞台となった長いつり橋で、後半になると大きく揺れてスリル満点怖かった…。でも楽しかったかな? 全員足並みが揃ったことにより、2時間も早く目的地である結東じゃまくら石公園に到着した。 

悪天候の一日だったが、山・歴史・人々の生活を感じられ、トレイルの良さが詰まった一日だった。(文責:3282)



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3日目

宿(トマトの国)を7時に出て、出発地・結東じゃまくら公園まで、宿のバスで行くミーティング、準備体操をして、7時50分に出発し、結東神社/佐藤佐平治の記念碑の横を通りつづら折りの坂道・あずき坂に入る。この坂は標高差が300mはある長いタフな道だった。峠を越え舗装道路に出る。左右に牧場を見ながら妙法育成牧場を目指す。遠くに数頭の牛が見える。雨が降り始め、合羽を着用して歩き続け10時45分、到着し

休憩後、さらに舗装道路を歩き、豪雪で有名な中子(津南町)を目指す。中子の開拓記念碑横で昼飯を摂り、さら歩きつづける。刈入れが終った一面の水田を右手に見ながら、農業用道路を歩く。そして里山を下って上郷小学校へ到着し、休憩をとる。さらに下り、国道239号と117号の交差点・逆巻を通過して宮野原橋(信濃川)を渡り、長野県に入る。すると急に大雨が降り始め、休憩を兼ね雨宿りで道の駅「信越さかえ」に入る。雨は一向に止む気配が無く、ルートを変更して、大雨の中を、森宮野原駅を通り本日も泊地であるトマトの国まで歩き、16時40分、無事到着して本日の行程を終える。(文責:3780)



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4日目

今日はロングトレイル最終日。外は大雨だ。6時45分に宿を出発して、天水山松之山口まで送ってもらう。7時15分に到着するも、風雨はさらに酷くなり、準備体操も簡単に済ませスタートする。暫くするとブナ樹林帯に入り、風雨は静かになった。25分ほど歩くと天水/深坂峠分岐点に到着し、ザックをデポして頂上を目指す。8時13分、頂上へ着き記念写真後、来た道を戻る。風雨も止み、分岐点を右に折れ、さらに樹林帯を歩き続け、栄村口に到着する。このころには天気も回復し、時々薄日が差すようになった。農業用道路と県道を交互に歩き、最後に県道に出てさらに歩き続け11時、日本最高積雪地点の標識がある森宮野原駅に無事到着し、信越トレイル(延伸部)が終わった。(文責:3780)

 CL追記】   

 苗場山山頂付近の草木、池塘の周りの芝・草は黄色に色づいていた。ただ、遠く見下ろす山々は紅葉には少し早いようだった。今年のLT山行計画では、既設の信越トレイルを苗場山まで延長した延伸ルート(42.6km)を3泊4日で計画した。行程の中で歩行時間が長くなる区間があったが、宿に送迎車をお願いすることで調整することができた。 

連日の雨の中、苗場山(2,145m)では急登、足場の悪い下山道に難渋した。また全行程の半分と言われる舗装道路歩きに疲労があったと思われたが、何事もなく元気で苗場山と天水山間を歩き繋いだ。天候には恵まれなかったが、コースリーダーの適切な指示もあり、参加者17人は全員無事、そして満足感をもって4日間歩き通すことができた。 



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