日の出山〜御岳山(ナイトハイク)
山行情報
日時:2024/08/04 天候:晴れランク:B-B-7:30 参加:13名
山行担当:CL3284 SL3868, 3586
記録担当:文責:3452 写真:3284, 3868, 3586, 3757, 3814, 4002
コースタイム
武蔵五日市駅00:15…01:05琴平神社01:15…04:30日の出山05:20…06:35御岳山06:40…06:45長尾平分岐…07:25ロックガーデン07:30…07:55長尾平分岐08:00…09:35つるつる温泉
山行記
武蔵五日市駅午前0時。楽しみにしていたナイトハイクの始まりだ。街灯と自販機の灯りの中、自己紹介、体操をする。暗くて皆の顔は見えないが、夜の山を歩くワクワク感が伝わってくる。
13人は静まり返った住宅街を進んで行く。人家がまばらになり、いよいよ登山道へ。時折動物の鳴き声が聞こえる緩い傾斜の歩きやすい道だ。大きな岩や木が立ち並んでいるお馴染みの山の景色だが、暗闇の中ではいつもと違い新鮮だ。ナイトハイクは視覚が少ないぶん、五感が研ぎ澄まされる。木立の向こうの街の灯りにホッとする。展望台ではヘッデンを消して夜景と星空を堪能した。
先頭を歩く順番がやってきた。真っ暗だ。暗闇に目が慣れてくると、進む道がヘッデンの光の中に浮かびあがってくる。子供のころ読んだ「モチモチの木」をふと思い出した。一人ではトイレに行かれないほど怖がりな主人公が、真夜中に具合が悪くなった祖父のため医者を呼びに夜道を一人で駆けていく場面があったっけ。
東の空が少し明るくなってきたころ、長い木の階段が現れた。階段の先は山頂に違いない。頭上より犬の鳴き声が聞こえた。山頂には先客十数人がいて、日の出を待っていた。日の出は4時49分、日の出山山頂で日の出を見る、CLの粋な計らいだ。久しぶりに美しい朝日を拝むことができた。新しい山の楽しさを知ったナイトハイク。暑い夏の夜にぴったりの山行だった。
【CL追記】
今年のナイトハイクは初めてのコースである。今までは高尾山~陣馬山で行っていた(以前の山行記はこちら⇒https://npo.mirokuyamanokai.org/2022/09/05/38126)。
コースの選定はまず、深夜0時集合のために駅から山に登れること。険しい箇所の無い、比較的安全な登山道であること。6時間以上のコースが作れること。そして最重要なのが終点に入浴施設があって、一番風呂に入ってビールが飲めることである。今年は天気に恵まれ、サブタイトルに付けた「日の出山で日の出を見よう」の目的が果たせて良かった。
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