八ヶ岳大同心南陵ルート

大同心南稜2ピッチ目終了点から核心のドームを臨む

大同心南稜2ピッチ目終了点から核心のドームを臨む

日時・天候・ランク

2016年4月29日~4月30日 両日晴れ 参加者6名 D-C-6(みろく山の会)

コースタイム

1日目

海老名駅7:00≡11:20美濃戸11:30…12:20堰堤広場12:30…13:30赤岳鉱泉(テント泊)

2日目

テン場7:00…8:50取付き9:50…11:50大同心の頭12:20…13:35取付き13:50…15:00テン場16:00…17:25美濃戸

山行記

29日は冬型の気圧配置のため厳しい寒さとなり、日陰の大同心正面壁雲稜ルートは氷柱や氷に覆われ登攀は難しいと判断して、予定を変更して隣の南稜から大同心頂上へ登攀することにした。

南稜は日が当たり暖かくテンションが上がって来る。

1ピッチ目

左上トラバースで上がって行く。1箇所、岩を抱くような形で越えた。

2ピッチ目

ホールド、スタンスが豊富なフェイスを上がるが、岩が信用できない。ここの岩は乾いていないコンクリートに石を埋めた感じだ。どれもがポロっと取れそうで、高度感より怖かった。

3ピッチ目

簡単なトラバース。

4ピッチ目

このルートの核心(雲稜ルートと共通)。頭上に見えるドームにトップで岩に取り付く、風が強い。岩に氷が張っていてホールドが選べない。指が冷たくなり感覚が無くなってくる。全てフリーで登ると決めていたが、残してくれたアブミを使ってしまった。最後の薄かぶりを登り、セカンドをフォローし12時10分終了。

ドームの頂上には仲間の笑顔が有った。満足の行かないクライミングで終わってしまったが、次回の本チャンでもあの笑顔に癒されたい。

大同心と小同心

大同心と小同心

氷柱、氷が貼り付いている雲稜ルート①

氷柱、氷が貼り付いている雲稜ルート①

氷柱、氷が貼り付いている雲稜ルート②

氷柱、氷が貼り付いている雲稜ルート②

1ピッチ目

1ピッチ目

2ピッチ目

2ピッチ目

核心の4ピッチ目取付き

核心の4ピッチ目取付き

大同心ドーム クライマーが見える

大同心ドーム クライマーが見える

4ピッチ目終了点

4ピッチ目終了点

大同心頂上にて

大同心頂上にて

大同心頂上からの小同心と横岳

大同心頂上からの小同心と横岳

大同心頂上から赤岳と阿弥陀岳

大同心頂上から赤岳と阿弥陀岳

凍りついた岩

凍りついた岩