苗場山(ゆっくり・バス)

高層湿原が続きます

山行情報

日時:2024/07/13 ~ 2024/07/14 天候:曇り時々晴れ/曇りのち雨
ランク:B-B-4:20 参加:18名
山行担当:CL3718 SL3155, 3741, 3859, 3645
記録担当:文責:4091, 4073 写真:3718, 3155

コースタイム

1日目
海老名東口ダイエー横6:30(バス)-11:30かぐらスキー場第2リフト町営駐車場11:55…12:25和田小屋12:30…13:30下の芝・手前13:35…14:20下の芝・先14:25…15:00中の芝15:05…16:00神楽ヶ峰16:05…17:00雷清水17:05…18:00苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)(泊) 歩行時間:5時間35分

2日目
泊地8:00…(小赤沢コース) …8:20苗場山神社8:30…8:50九合目9:00…9:40七合目9:45…10:25六合目10:30…10:55五合目11:00…11:20四合目11:25…12:05三合目登山道駐車場12:30-18:30海老名駅東口ダイエー横 歩行時間:3時間25分

※…徒歩、-公共乗物

コースマップ

記録日:2024/07/13~2024/07/14
合計距離: 11898 m
最高点の標高: 2142 m
最低点の標高: 1224 m

山行記

1日目

みろく山の会で、初の宿泊山行に参加です。緊張していたようで、集合場所の海老名駅に着くまでに喉がカラカラになっていました。バスに乗り込むと、CL・SLの皆様のリラックスムードで、まさに大人の修学旅行。梅雨の合間で中止も覚悟していただけに、わくわく気分でいざ、上越へ。

リフトが止まっているため和田小屋手前から山行開始。ゆっくり山行ならと安心していたのですが、最後の急登でまさに地獄。でもその地獄を過ぎると目の前に広がったのは壮大な景色。なぜ山の頂上に4km四方の広大な湿原があるのかと驚き、感動するばかり。山頂まで頑張った者だけが見ることのできるご褒美です。ワタスゲ、ヒメシャクナゲなどのお花にもたくさん出会えました。急登の最中に目の前に現れた可愛いいアカモノにどれほど癒されたことか。

苗場山ヒュッテの夕食後、次々とテーブルに並ぶワイン。さらにフルーツ缶が一人ひとりにSLから配られました。一緒に歩いてくださることでもすごいのに、どれほど重いものを携えて登られたのかとこれにも驚愕と感謝。フルーツ缶の味は一生忘れられません。

明日、出会える景色を想像し、下山の岩場をすこし不安に思いつつ、早々に羽毛布団にくるまれ、心地よく眠りました。(文責:4091)



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2日目

7時半、山頂で全員集合の記念撮影をしてから下山開始。お恥ずかしながら苗場といえば「プリンスに泊まってスキーをする」程度の認識、みろくの会で苗場山は登れる山、しかも日本百名山であることを知りました。

花の百名山、雲上の楽園ともいわれる素晴らしさ。ハウルの動く城の花畑からカラフルな色を取り除いた感じの景観。湿地帯保護のため整備された木道は、ゆるい下りでなんと快適なこと。いたるところに群生するワタスゲの白いホワホワモコモコの花を堪能しながら歩くこと1時間ほど。

途中、コースから少しはずれて苗場神社へ。小さな社に賽銭を置き、登頂できたお礼と下山の無事をお願いします。湿地帯が終わりいよいよ下山道へ。下山道は岩場が多く、途中には鎖場やロープもあり大変。迎えのバスが待つ3合目を目指します。

下山をはじめてから2時間ぐらいすると雨が本格的に。ちょろちょろと雨が流れる下山道。ぬれた岩場、水たまり除けの丸太、張り出した木の根、どれも滑りそう。駐車場までの1時間は雨の行軍で靴は泥だらけに。が、駐車場そばの川に泥落とし用のたわしが7個。村役場の好意に感謝。雨は大変でしたが楽しいリーダーの皆様に感謝の山行でした。(文責:4073)

【CL追記】

今年は梅雨前線の蛇行が多く、一時は中止かとも考えましたが、参加者の気持ちのお陰でしょうか、梅雨の合間を縫って苗場山に全員が登頂できました。天空の湿原と言われる高原は池塘と花が美しく、ひとときの楽園も見られ、充実し楽しい山行ができたことを感謝します。



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