第13期リードクライミング講習会(三日間)
山行情報
日時:2021/11/03 ~ 2021/11/21 天候:一日目:晴れ、二日目:晴れ、三日目:晴れのち雨ランク:Dランク 参加:9名
山行担当:CL3224 SL3362
記録担当:文責:3722,3730,3726 写真:3224,3629,3726
コースタイム
一日目:11:00~16:00、二日目:7:00~15:00、三日目:7:45~15:00
山行記
1日目
実施場所:クライミングスペース Ledge
事前講習説明会では、ここからがクライミング練習のスタートラインで日々の練習の積み重ねが大事、と言う説明を受けたのだったが、あっと言う間に講習会初日を迎え、良い意味で講習会は朝から緊張の連続となる。
まずは三班に別れ基本クリップの掛け方の説明から始まり、朝から各受講生の真剣さと気合い、そしてリーダーさん達の熱い指導で、ジム内の室温が一気に上がった様に感じた程だった。
5.10a反復登攀、リード用ビレイ、ヌンチャク掛けの練習、午後にはジム内のリード/ビレイ認可テストや墜落時の確保練習と、ロープ架け替え等、かなり大事な練習ができたのは有意義だった。
練習のヒントと多くの実技指導を受けたのだが、自分的には練習不足で、多くの課題をクリアーしなくてはと認識したと同時に、絶対に事故起こさない、起こさせない、との認識を強く持ち、自分達の技術を磨く事でより楽しい山行を皆で共有できる様にしていきたい、と感じた一日だった。(文責:3722)
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2日目
実施場所:広沢寺
今日は、初めて外岩でのリード講習。晴天の広沢寺弁天岩。絶好のクライミング日和です。朝一番で既に講師の皆さん方がセッティングを終えた岩場は、ひんやりとした空気に包まれていました。
3班に分かれ、いよいよクライミング開始。いままで軽かったハーネスも色々と買い足した装備でずっしりと重くなっています。まずはトップロープで登り、続いてトップロープの保険付き疑似リード。徐々に岩壁の上の方から日が当たり始め、身体も温まってきました。
いよいよ3本目は、トップロープ無しでのリードクライミング。手順の一つひとつを教わった通りに確認し、そして実行していきます。クライミング中、もう既に恐怖心はありません。心地良い緊張感のまま終了点まで無事に登り、ロープを掛け替えてロワーダウン。地面に降りてホッとひと安心。この日合計6本を登り終えて充実の一日が終了しました。(文責:3730)
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3日目
実施場所:幕岩
最終日のゲレンデは聖地幕岩。トレーニングの成果を発揮すべく果敢に挑戦。しかし、敵はなかなかの難物。下から見ると簡単そうに見えるルートも実際に登ってみるとそうは問屋が卸さない。描いていたイメージ通りすんなり登らせてくれる程お人好しではない模様。
悪戦苦闘しながらも、どうすれば壁を攻略出来るのかと考えるのはとても楽しい時間だ。手足の置き方、身体の動かし方、その他諸々。クライミングは実に奥が深く挑戦しがいのあるアクティビティだと断言できる。フィジカルだけではなく、メンタルも重要。困難に出会っても前向きに粘り強く道を探す姿勢が大切だと思った。真剣に取り組めば、それに十分に見合う喜びを受け取る事ができる。
そうこうしているうちに、雲行きが怪しくなりトレーニング終了と同時に雨が降ってきた。これからのクライミングに夢を膨らませつつ、帰路についた。(文責:3726)
【CL追記】
昨年に引き続き2年目のCL。今年はもっと肩の力を落としリラックスして望めるものと思っていたが、あれもこれもと考えてしまうせいだろうか、実施が近づくにつれてプレッシャーが大きくなった。
まずは説明会からスタート。今年の受講生も希望に目をキラキラさせて話しを聞いていた。第1回はレッジ。ロープワーク、リード、リードビレーと講習は進む。未だ不慣れな部分も多いけれど午後にはほぼ全員リード・ビレーテストを受けることが出来た。幸先の良いスタートにほっとする。
第2回は広沢寺。初めての外岩での練習に戸惑う受講生が続出。それでも講師からの丁寧な説明もありどんどん上達していく。終了時までに全員課題をリード・ビレーをすることが出来た。
そしていよいよ第3回幕岩。緊張もあるのだろうかリード・ビレー共にバックアップが外せない受講生が多かった。しかしこれにてリード教室は終了。と同時にリード練習のスタートラインに立っている。
それぞれ抱えている課題に取り組みつつ、更に頑張って欲しいと思う。来年講師として何人の方が来てくれるだろうか?今から楽しみである。
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