早春の南伊豆トレイル歩き

海を見ながらの山行も気持ちいい!!

山行情報

日時:2023/03/03 ~ 2023/03/04 天候:曇り/晴れ
ランク:C-C-7:00 参加:6名
山行担当:CL3840 SL3811
記録担当:文責:3840 写真:3835, 3867, 3868, 3901

コースタイム

1日目
石廊崎オーシャンパーク入口7:44 … 石廊崎8:06 … 中木9:06 … 入間10:12 … 10:59千畳敷11:23 … 富戸の浜12:05 … 吉田海岸12:46 … 妻良14:47 … 15:08子浦

2日目
子浦7:24 … 妻良7:46 … 吉田海岸9:30 … 富戸の浜10:19 … 11:25入間11:53 … 中木13:03 … 13:40石廊崎オーシャンパーク入口

コースマップ

記録日:2023/03/03~2023/03/04
合計距離: 38733 m
最高点の標高: 237 m
最低点の標高: 1 m

山行記

はじめに

いつもと少し違う面白いところを歩いて来た。何も山だけが山行じゃない。そう、今回の舞台は海岸沿いに伸びるトレイルが魅力の「南伊豆」だ。石廊崎から子浦までを往復縦走する歩き。実にいい歩きとなった。北海道に単身赴任していたころ、最北の島「礼文島」の海岸沿いを北から南まで縦走したことがある。非常に魅力的であったことから、こっちに帰って来てからも、そうしたルートがないかと探っていたところ、ヒットした。2日間の獲得標高は2700m、距離35㎞。なかなかだ。せっかくのルートだ、一人で歩くにはもったいない。ということで仲間を誘う。メンバーはみろくではまだ若手に分類される50代男子6人、しかも入会後1年経つか経たないかというフレッシュ?なメンバー。同年代でみろく歴も近く、おやじばかりではあるものの、女子旅のように華やいだ山行となった。



1日目

朝8時、山行のスタート地となる石廊崎に立った。山行なのに目の前には大海原が広がっている。なんとも不思議な感覚だ。岬の先端にある石室神社で安全祈願をした後、山行スタート。少し車道を歩き、トレイルに入る。道の雰囲気は三浦アルプスに似ている。だが、歩きの中、所々から望む伊豆の景色はなんともダイナミックだ。中木、入間を経て、本日のハイライト、千畳敷に。徒歩でしか行けない景勝スポットだ。打ち寄せる波しぶきを目にし、ここで昼食。更に歩きを進める。実はこのトレイル、歩いてみて分かったのだが、意外とタフ。100m~200mのアップダウンを7~8回繰り返す。しかもその一つひとつがかなりの急登。足に疲労が溜る。でも歩きの中で目にする雄大な太平洋の絵、聞こえる潮騒が心を癒す。

歩くこと7時間。本日の終着地となる子浦に到着。宿は「海鮮の宿かまや」さん。でも夕食までまだ時間がある。ということで温泉に入った後、宿のテラスに出て、各自持参したアルコールで乾杯。こういう反省会もまたいい。そしてお待ちかねの夕食。新鮮な海鮮舟盛が運ばれる。実に豪華だ。しかもこんな豪華な食事がついてお宿代は8600円。かつアルコールの持ち込み自由。実に楽しい夜となった。



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2日目

7時半、朝からおいしい刺身と干物、磯汁を頂き、山行スタート。今日は昨日と逆ルートを歩く。昨日歩いた道を折り返すのだが、景色の見え方が異なる。降り注ぐ陽光が眩しいも、早春の海風が実に爽やか。それにしても紺碧の海と岩稜の海岸線が本当に美しい。礼文島の歩きを思い出す。お昼は歩きの中間地点となる入間の海岸で摂る。山行なのに寄せては返す波の音を聞きながら食べる、昼寝がしたくなる。でもそいうわけにも行かない。

午後2時、初日のスタート地点、石廊崎に到着。最後まで素晴らしい景色の中での歩きとなった。皆、充実した顔をしている。実は今回のメンバー、最初からお互いを知っていたわけではなく、同年代で入会時期も近い歩けるメンバーをと誘い合ってつながった仲間。今回初めて顔を合わせたメンバーも。でも同じ山を愛するメンバー同士、全く違和感はなく、実にいい歩きとなった。そしてこういう歩きを再び同じ仲間とも違う仲間とも、更には会山行を組んでみてもいいかなとも思う。一緒に歩いた仲間に感謝だ。



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