火打山・妙高山
山行情報
日時:2021/07/25 ~ 2021/07/27 天候:晴れのち雨ランク:B-B-7:00 参加:13名
山行担当:CL2984 SL2679
記録担当:文責:2679 写真:2679
コースタイム
2021年07月26日 :山行6時間27分 休憩1時間14分 合計7時間41分
笹ヶ峰バス停08:28…08:30笹ヶ峰登山口08:30…09:22黒沢橋09:28…11:08富士見平分岐11:12…12:01高谷池ヒュッテ12:34…12:58天狗の庭12:58…13:31ライチョウ平13:43…14:21火打山14:35…15:04ライチョウ平15:11…15:40天狗の庭15:40…16:10高谷池ヒュッテ
2021年07月27日 :山行6時間28分 休憩2時間14分 合計8時間42分
高谷池ヒュッテ04:30…04:59茶臼山05:00…05:28黒沢池ヒュッテ05:40…06:05大倉乗越06:17…07:06長助池分岐07:12…08:42妙高山(北峰)08:58…09:02日本岩09:02…09:06妙高山09:13…09:35鎖場09:53…10:27光善寺池10:32…10:40天狗堂10:50…11:55湯道分岐11:56…12:17称明滝12:25…12:38赤倉温泉源湯12:38…13:01妙高山登山道入口標識13:01…13:12燕温泉黄金の湯14:01
コースマップ
実測GPSファイルをもとにKashmir3Dで作成。青線:登山初日 笹ヶ峰登山口~高谷池ヒュッテ~火打山~高谷池ヒュッテ
赤線:登山二日目 高谷池ヒュッテ~妙高山~燕温泉
山行記
前泊
つい先日まで二日間とも快晴と言っていた天気予報は、台風8号の影響で雨が降るという。不安になりながら前泊地である長野に向かう。早めに着いたので、善光寺にお参りする。本堂にお参りした後、お守りでも授けてもらおうと事務所に寄ると、納骨堂のビデオが流れている。全骨合葬納骨で10万円管理費無しとのこと。私も死んだらここに入れてもらおう、家族も気が向いたら観光旅行のついでにお参りしてくれるかな、などと考えながら宿舎に戻る。
登山初日
登山初日は晴。始発電車で集合場所である妙高高原駅に向かう。笹ヶ峰に向かうバスは、私たち13人以外は若い女性一人だけ。しかし、終点の登山口には自家用車がいっぱい停まっていた。
まずは高谷池ヒュッテまでだがのんびり歩く。ズダヤクシュやオオバミゾホオズキなど、目立たないが可憐な花が咲いている。十二曲りなどの急登を挟みながら、ちょうど正午にヒュッテに到着。昼食後に荷物をデポして火打山に向かう。残雪の残る池塘ではワタスゲが揺れていた。天狗の庭手前では、ハクサンコザクラとイワカガミのお花畑が見事だった。雷鳥平手前では、オニクというミヤマハンノキに寄生する植物を観ることが出来た。オニクは生薬にもなる貴重で希少な植物だそうだ。
火打山に到着した当初はガスがかかっていたが、しばらくすると抜けてきて百名山からの眺めを楽しむことが出来た。下りはゆっくりとおりて、たっぷり花たちを楽しむことが出来た。
宿舎の寝床は、コロナ対策で個々にビニールで仕切っており、ゆったりとして快適。夕食はカレーライス。肉もしっかり入っており、おかわり自由で満腹。明日の天気は台風の影響で雨のようなので、とりあえずそのまま来た道を戻る予定とした。
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登山二日目
翌日は3時起床。空は曇だが、西の方には月も星も見えている。そっと1階食堂に降りて、弁当のおにぎりの朝食、天気予報を確認すると、台風は予想より北に進んでいる。妙高はそんなに雨が降ることはなさそうだ。ということで、当初の予定通り妙高に向かうことにする。
4時半出発。茶臼山への登り途中で振り返ると、昨日は見えなかった北アルプスがくっきりと見えた。
黒沢池ヒュッテに着いた頃から、ポツポツと降り始める。大倉乗越が最後のエスケープ確認地点だが、先に進むことにする。長助池分岐あたりでは残っていた雪渓を渡った。妙高への最後の急登を登るにつれ雨が強くなってくる。雨雲レーダーを確認すると、『紅い雲』がちょうど来ている。頂上直下の祠で体制を整え、山頂へ向かう。
妙高山頂で、雨の中の記念撮影。早々に下りに向かう。このあたりは眺めも良いのだろうが、それどころではない。途中に鎖場があるということで気になっていたが、小雨になり足場もしっかりしていたので問題は無かった。天狗堂で休憩後、燕温泉までひたすら下る。途中の称明滝は見事な二段滝だった。
ほぼ予定通りの時間で燕温泉到着。無料の露天風呂は、湯温もちょうど良く気持ちが良かった。なお、燕温泉から関山までのバスは、定員13人のワゴン車ですので、計画する際には注意が必要です。
今回は台風が向かってくる中での山行実施になったが、無事終えることが出来てほっとしている。会としては3年連続で雨天中止となっていたので、今回実施できて良かったと思う。花がいっぱい楽しめるルートなので、来年以降も計画して行きたいと思った。
【CL追記】
火打山と妙高山を組み合わせた山行だが、火打山だけを目的にした山行もあった方が良い。
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