滝子山東尾根
山行情報
日時:2022/01/03 天候:晴れランク:C-C-8:30 参加:19名
山行担当:CL2455 SL3405、2732
記録担当:文責:3821 写真:3405、2732
コースタイム
初狩駅7:40着・・・藤沢子神社8:05着・・・百反田刈山・・・殿平8:45着・・・鞍吾山10:05着・・・鉄塔10:45着11:05発・・・お上人のタル12:25着・・・大岩・・・滝子山13:10着13:45発・・・浜立山14:15着・・・浜立尾根・・・道証地蔵15:30着・・・笹子駅16:30着
山行記
初狩駅集合を1時間早め、7時半に19名が揃う。
殿平までは危ないところもなく順調でしたが、その後は、バリエーションルート。鞍吾山直下の登りは、登山道はもちろん掴まるものもない急な登り、木立やわずかに出ている根っこを掴んで、それこそ四つん這いで登りました。ずっとその姿勢だったので腰が痛くなるほどで、鞍吾山に着いたときには、ほっとしました。それもつかの間、これからが本番ということで、どんな難所が待っているのか、ちょっとドキドキ。
鉄塔の下での行動食の後、トップをCLに替わり、岩場の急降下が始まりました。結び目のあるしっかりしたロープがあって本当に助かりました。以前CLが取り付けてあったのだとか。頭が下がります。お上人のタルでは、短いけれどザレたヤセ尾根を慎重に渡りました。
その後も、崩れやすい岩場を登りました。CLが、時おりハンマーでコツコツ地面を削り足場を作っていたのですが、地面の下が凍っているようで固そうでした。大岩を巻いて登る斜面には赤茶けたイワカガミの葉がびっしり付いていました。
雲一つない冬晴れの良い天気で、山頂に着くまで冠雪の富士山が時おり樹間に姿を見せてくれ、山頂からは、富士山の近辺の山々や丹沢、大菩薩など、少し下った岩場からは南アルプス、八ヶ岳の山々が見渡せました。
浜立尾根は、下り始めは岩場でロープもありましたが、浜立山辺りから一時間ほどは、樹林帯の長い下りが続きました。滑りやすくて難儀しましたが、無事に明るいうちに下りられました。
初春一番は9時間あまりの変化に富んだ楽しい山行でした。
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