テント泊山行入門④ (赤岳)

赤岳を目指して尾根歩き

山行情報

日時:2022/07/02 ~ 2022/07/03 天候:曇り
ランク:C-C-5:00  参加:16人
山行担当:CL3205 SL3635, 3687, 3722
記録担当:文責:3657,3809 写真:3205

コースタイム

1日目
美濃戸口10:10…11:05美濃戸山荘11:18…14:25行者小屋

2日目
行者小屋05:30…06:36地蔵の頭06:40…07:00展望山荘07:05…07:32赤岳山頂07:45…09:25行者小屋09:50…12:25美濃戸口

山行記

1日目

テント泊入門の4回目。1班が実現できた権現岳山行は2班は雨で中止。今回も天候が心配されたが直前に「てんくら」の登山指数Cに変わり、当日Bに。 

茅野駅にお決まりのあずさ1号で集合。3台のタクシーに分乗し美濃戸口に10時到着。天気曇天、気温も20度前後と快適。その頃横浜は30度との事で大自然の中で暑さを逃れ、贅沢な山行が始まる。

ところが大量発生のアブの襲来が間もなく有り、防虫スプレーも空しく、数人が刺される。しかしポイズンリムーバーで素早く対応。その後林間の登山道を苔や花を楽しみ沢沿いを登る。

終盤は普段と違うテント等の装備約16kgが肩にのしかかり重い足取りだったが3.5時間かけ14時過ぎに宿泊地行者小屋のテント場到着。テント場は結構混雑、張る場所に苦労したが久々のテント設営も無事完了し、後は翌日の撤収がスムーズにできるかが心配。 

テント設営が完了したら後は楽しいディナータイム。食当の華麗なハッシュド・コンビーフや皆での食材、お酒、楽しい会話に至福の時間を過ごす。おまけに真夜中トイレ帰りに見た空は満天の星だった。



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2日目

夜中目覚め、ここがテントの中だという事を認識するまでちょっと時間がかかった。 雨もなく、周りは静かで外に出てみたいような気がしたがテントに留まった。

朝、集合するとすでに行者小屋のテーブルが確保されている。感謝です。朝食はコムタンクッパに韓国のりのトッピング。優しい味に和み、CLのフレンチプレスコーヒーで目覚めた2日目。

5時半、赤岳に向けて出発する。樹林帯の中、地蔵尾根をぐんぐん登る。振り返ると行者小屋が小さく見え、虹に歓声が上がる。強風と小雨の中ハシゴをいくつか超え、さらに高度を上げ、2899mの頂を踏む。雲もあるが、富士山、御嶽山、南・北アルプスの眺望にテンション高まる。

文三郎尾根(マムート街道)を下山、行者小屋に到着しすぐにテント撤収に取り掛かる。濡れているテントに手を焼き、振り返ると大先輩達は既にテントをリュックに収納済み!!その速さに驚愕する。行動食を口に放り込み、下山開始。

苔や清流の美しさに目を向け、楽しみながら下る。幸いアブの襲撃もなく涼しい。美濃戸山荘で放たれ、早歩きで下山。到着後のご褒美はソフトクリームか、ビールか悩ましい。わいわいテント泊楽しかった…。 



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山行記(会山行)

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チンネ左稜線