第21期幕岩教室実技②クライミングスペース レッジ

山行情報

日時:10月19日(土) 天気:雨時々曇り  ランク:D-C  参加者:11名

山行担当:CL:3217 SL:3271,3296,2575

文責:3562 写真担当:3362

山行記

※この日は雨のため、室内クライミングジムで行われました。

10月19日 第2回幕岩教室 B班のメンバー、リーダーが門沢橋駅に集まり、クライミングジムへ向かい出発。

ジムなるものに馴染みも無く、さらに講習の内容が、ビレイ、懸垂下降と、第1回幕岩教室での、何のことやら怪しい状態で終わった経験のみ。深夜まで見ていたyoutubeの「クライミングの基礎」動画を思い浮かべながら、多少緊張した面持ちで歩きます。

ジムで利用手続きを済ませて、支度に取り掛かります。ハーネスを装着した姿は、立派なクライマー! クイックドロー、ビレイデバイス、スリング、セルフビレイコード、カラビナ、シューズ、ビレイグローブ。鷹取三点支持の山行の時、ヘルメットを被り、ハーネスを付けてジャラジャラいわせているのを見て、工事現場の電気屋さんを思い描いたのが嘘のよう。

今では、「おお!かっこいい!」と思うようになったのは、僕だけだったか?

支度が出来たところで、メンバー紹介。先生をしてくださるリーダーが4人(3296、2575、3338、3362)生徒が、7人(男性は僕1人)何と贅沢な講習会なことか。

トップロープで、生徒が、クライマーになり登る練習。次に、先生が、クライマーになり、生徒がビレイヤーに。

ビレイのロープさばきに戸惑いも。さらに、壁を使い、本番さながらに懸垂下降の練習。

12:00 お昼時間を過ぎても獲物に群がるハイエナのように先生を取り巻く生徒たち。モグモグタイムもなく、ひたすら、熱心に取り組む姿に、みろくは女性陣が頑張っていると、妙な感心をしました。

生徒の皆さんに、本日の講習会の感想を伺いました。

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全ての実技が初めての幕岩教室に一つ戸惑いがあります。手が滑り少し落ちる恐怖を味わってからトップロープでの登りがスムーズに出来ない事。ここで挫折してます。

ビレイの練習はクライマーの動きを見て右手はロープから離さない!と自分に命じクライマーを必死に踏ん張り下ろしました。

懸垂下降は講師から教わった手順を何度も練習して大丈夫!と思い、いざ本番では高所からの動作と緊張から汗だくでした。初めての懸垂下降なので隣で講師の指導があり安心感はありましたが。

クライミングは危険が伴うので手順の確認と安全確保だとこの室内ジムで学びました。(3253)

 

第1回目の、幕岩教室で懸垂下降、トップロープのビレ-などちゃんと理解していなかったので、10月19日の門沢橋のクライミングジムでは、ドキドキしながら参加しました。

リーダーの方たちが、親切に丁寧に何度も教えてくださったので、なんとか、懸垂下降を覚えることができました。本番では、まだ不安ですが。

本当にありがとうございました。まだ、登るのも危ういのですが、落ちこぼれないよう、頑張ります。(3408)

 

ビレイは、お互いの信頼関係のもとに成りなっていると言うことを強く思いました。クライマーはビレイヤーに命を預ける、ビレイヤーはクライマーの命を預かる。ビレイ時は、クライマーから片時も目を離さずに、集中してと肝に命じました。実際にビレイ訓練は、手に汗握る緊張の連続でした。

続いて練習した懸垂下降は、手順を覚えるのに一苦労。何度も練習をして、繰り返して出来るようになると、不安に感じていたことが、安心に変わりました。

必ず反復練習と再確認。

講師の方々は分かりやすく丁寧に根気よく指導していただきました。動画撮影も快諾してもらい、復習に役立たせていただいています。

リスクを少しでも減らすための、安全確保・確認の大切さを実感しました。学んだ事、特にビレイをしっかりと身に付けて、次回広沢寺に望みたいと思います。

未知の世界に踏み込む大きな期待と少しの不安が入り交じっていますが、幕岩教室で入り口に立てたことで、自然の岩を相手に自分の手と足で登る夢を叶えたいと思います。(3622)

 

ビレーやクライミングは、他の人や自分の命がかかっているので、怖さもありますし、とても緊張もします。

しかし、リーダーの方々にアドバイスをいただいたり、仲間の皆さんと情報交換して、できなかったことが少しずつできるようになっていくこと、次はこれができるようになりたいと目標を持って進んでいけることに大きな喜びを感じ、大人になって、そのような経験をさせていただいて、本当にありがたいと思っています。(3588)

 

全く何の知識もないままに参加して、まず驚かせられたのはクライミングの専門用語の多さでした。山と渓谷社から発行されている「フリークライミング」、本分中に意味不明の言葉がたくさん出てきます。そういう時はわからないことは飛ばして、とりあえず最後まで読もうと安易な気持ちで読み進めましたが、何が書かれているのか全然わからないまま読み終えてしまいました。また、無謀なことを始めてしまったとつくづく感じました。

2回目の練習を終えて、今読み返すと初めて読んだ時と比べて少し理解できるようになりました。そういうことが嬉しいです。まるで算数の九九や漢字を習った時の子どものようだけれど。とても新鮮な気持ちになります。

今回習ったトップロープのビレイは、私には難しかったです。クライマーの動きやロープの張りやたるみをしっかりと見極めて、ロープを調節しなければならないのですが、どのように手を動かせば良いのかよくわからなかったのです。大抵の人はそのような動作が感覚的にわかるようなのですが、私は鈍くてできません。

でも、できないことができるようになれば楽しくなると自分を奮い立たせています。そうなるためには練習や工夫をして身体で覚えていかなければならないと思います。クライミングが好きになれるかどうかは何をどうやっていくのか、自分次第です。幕岩教室で教えてくださるリーダーの皆さまに感謝して、また、一緒に学んでいく仲間ができたことが大きな励みになっています。(3523)

 

気持ち良い緊張感のなか、皆さんと楽しんでいます。ビレイは体重差のある男性のときに振られるので、特に気を付けています。この後の教室で外岩に登れるのが待ち遠しいです。(3485)

 

先生からひと言

先日の幕岩教室2回目を振り返り、少し反省しています。

皆さんに必要なのは、トップロープのビレーです。懸垂下降は直ぐに必要な技術ではありません。この先、プチバリや沢教室で経験出来ます。ジムやゲレンデで練習するにも、ビレーが確実に出来なければ危険です。次回の教室では意識して取り組んで下さい。(3362)

 

CL追記

2回目の幕岩教室は本来 湯河原幕岩の悟空スラブの予定でしたが、雨のため20名の受講生が班ごとに、レッジ、ストーンマジック、ビッグロックの3箇所の室内ジムに分かれての実施となりました。

 

クライミングスペース レッジにて