テント泊山行入門③(権現岳)

赤岳をバックに集合写真

山行情報

日時:2022/06/04 ~ 2022/06/05 天候:曇り
ランク:C-C:5:30 参加:15名
山行担当:CL3205 SL 3440,3452,3459,3561
記録担当:文責:3205 写真:3205

コースタイム

1日目
観音平09:40…10:30雲海10:35…11:10押手川展望台11:17…12:50青年小屋14:00…14:37網笠山14:50…15:07青年小屋
2日目
青年小屋06:00…06:45西ぎぼし06:51…07:15権現小屋07:15…07:32権現岳07:42…08:02東ギボシ08:15…09:00青年小屋09:36…10:37押手川10:42…11:11雲海11:22…12:03観音平

山行記

1日目

テント泊も3回目。今回はいよいよ憧れの八ヶ岳の権現岳。瑞牆と違い、テント場まで3時間の荷物を担ぐ。次回の赤岳は3.5時間。徐々にテン場までの時間が長くなってゆく。観音平の駐車場まで小淵沢からタクシーで30分。快晴の中、ゆっくりと緩い道を進む。途中いろいろな高山植物、こけに癒されながら、青年小屋を目指す。

登ること3時間、青年小屋に到着。小屋の裏のテン場は解放感に若干欠けるが遠くに権現の山頂が見える。班毎にテントを設営の後、1日目は編笠山にハイキング。 ゴロゴロした巨大な岩を乗り越えながら進む。青年小屋が下に小さく見える高さまで来ると樹林帯へ。 更に緑のトンネルを更に進むと、一気に編笠山山頂へ。

八ヶ岳ブルーの好天の中、360度の大パノラマを堪能する。集合写真も角度を変えるとバックの八ヶ岳の名峰も変わる。贅沢!!!

下山後はお待ちかねの夕食準備。大きなテーブルを使う事ができたので、全員が一つのテーブルで飲み物、つまみ、夕食を囲む。食事の準備をしているときは登山を忘れ、登山をしている時に重荷を担いだ事やテントの事をしばし忘れる。テント泊は不思議だ。



写真をクリックするとスライドショーになります。

2日目

2日目はいよいよ権現岳。登り1.5時間と短い登山ながら、ギボシを巻く急登、鎖の連続はかなりの緊張感を持つ。今年は閉鎖中の権現小屋で休憩をした後、名物の「権現のはしご(61段)」を遠くから「見学」して頂上を目指す。山頂の道標がある頂上直下はちょっとした広場の様な場所。そこから岩を登って剣がささっている頂上まで3分ほど登る。思い思いに記念撮影をして下山。

往路では巻いたギボシ頂上を復路では目指す。両側が切れている頂上につくと、狭さ故にまさに360度。狭い場所で撮る集合写真も粋なもの。その後、登り以上に注意をしながら、下山。

今度の撤収時間は20分。でも3回目となるとそれなりにコツはつかめてきたようだ。
青年小屋をあとに、2時間40分かけて観音平まで下山。硫黄、天狗、赤岳といった八ヶ岳の名峰に登るのではなく、それらがきれいに「見える」権現岳。おすすめです。



写真をクリックするとスライドショーになります。