丹沢は霧氷・雨氷の隠れた穴場である。ただ、残念なことに日の出1 ~ 2 時間ぐらいで溶けてしまうことが多い。そのためあまり知られてないように思える。
経験上
・ 12 月初旬~ 3 月末の5 時~ 8 時
・ 標高1200m ~ 1600m の稜線沿い
・ 前日が雨などで地面が湿っている
・ 4 時くらいから晴予報で風がある
とほぼ美しい風景を堪能することができる。
山小屋を利用すると便利だ。ただ前日は雨の中を登ることになるかも…。また朝方に雲があったり、風がないとせっかく泊まっても期待通りにならない。
この写真は花立山荘の上の広場の木道から見た塔ノ岳。(2019 年2 月10 日6:24 標高1365m)みろくの人は月例で必ず通る場所から撮影している。
霧氷は眼で楽しむだけでなく、耳でも楽しめる。晴れた雪山の朝の無音の世界とは逆だ。
耳をすますと霧氷が生まれる時の風や木々の音…キシキシ…。溶け落ちる頃の音…カシャカシャ、ガシャガシャ…。
自然界の音を擬音語でうまく表現できないのが残念だ。一度聞くと心に染み付く音だと思う。
(文責) 3339
※他にも私が撮影した丹沢の霧氷& 雨氷の写真がみろく山の会一般ホームページの表紙写真にも紹介されています。よろしければ御覧ください。
◎みろく山の会一般ホームページ→ギャラリー→ 表紙写真より、2016 年2 月、2017 年1 月、2018 年2 月