第33回 清掃・登山道整備活動報告(2014年11月)
2014年11月29日(土)の天気予報は午前中の降水確率30%、午後は曇りの予報の通り小雨模様の中、第33回清掃・登山道整備を170名(内自然保護部員22名、自然環境保全センター2名)の参加者と関係者の方々のご支援とご協力を得て実施されました。
12時~13時にかけて突然の大雨に見まわれ、清掃2コース及び清掃3コースから水無川の増水や西山林道付近の見通しの悪さなどが報告され、12時30 分に、自然保護部長及び実行委員会の判断で閉会式を中止としました。今回は、集合時間を閉会式開始時間に合わせ参加者全員で記念写真を撮る予定でしたが天 候の悪化もあり残念でした。
清掃した場所は、秦野戸川公園を含めた上大倉周辺と毎月の月例山行で利用している大倉尾根の4コースにヤビツ峠付近及び鍋割山を加えた6コースで収集し たゴミを可燃物・不燃物に分別し、パークセンター裏バス駐車場で計測した結果、238.4kgで、早々と12月1日(月)に秦野市清掃事務所で回収されま した。
登山道のゴミは登山者のマナーの向上で大幅に減っています。林道周辺の傾斜地には、一般の生活ゴミなどの不法投棄が相変わらずあり、毎年同じコースでの清掃活動を実施していても同じ量のゴミを回収しているのが現状です。
整備は2コース合わせて会員26名と自然環境保全センター1名の合計27名で、丹沢ベース付近から雑事場までを2班に分かれて段差解消などを丸太や間伐材と岩石を使用して補修を行いました・
閉会式の中止により、ゴミ収集の最終班の到着を待って有志による集合写真となりました。
清掃1コース 参加者16人
雨の中の歩行途中、秦野市の桜土手古墳展示館に立ち寄りました。そこの職員のご厚意で昼食などの休憩をさせて頂きました。トイレの利用もできてありがたかったです。
昼を過ぎてから流れ解散、報告集会の中止を聞き、その後雨が上がったのでとても残念でした。
清掃2コース 参加者49人
雨が激しくなってきたので、本部の指示により午後の河原の清掃を中止しました。
昼食後に人数確認の上流れ解散。雨にもかかわらず49人という多くの参加者を得ました。会員の関心の高さが示されたと考える。特に女性には欠席者なし。
午前中に清掃した山の神社から大倉までの道にはゴミは殆どなく拍子抜けの感がぬぐえなかった。毎年同じような状況なので、コース変更を考える時期に来ていると思われる。
山行記
渋沢駅に着いた頃から小雨が落ち始めていた。大倉戸川公園11時15分集合。参加者49名の大人数のため2班に分かれる。リュックをビジターセンター裏 に置き11時40分ゴミ袋を手にいざ出陣、山の神社に向かう。不法投棄のタイヤ2本発見、車道に出て上大倉に向かう。水無寮を折返した頃から雨脚が強くな り側溝は川の如くかさを増した。
足早に12時40分大倉到着。その後雨が止まず午後の作業は中止となった。天候等で不本意な結果となってしまったが参加に価値があるの思いを胸に帰路につく。
清掃3コース 参加者30人
清掃途中、雨のため早めに大倉に到着すべく、歩行速度により、パーティを2つに分けた。先行は、SLリーダー、後方はCLリーダーで対応した。
清掃4コース 参加者21人
自然保護部の方が二人ついてくださり、写真撮 影、人数確認などの対応をして頂き、大変助かりました。SLのKさんの判断により天神平での昼食を取りやめ、戸沢に下りてからあずまやで昼食を取ったの で、豪雨に合わずに無事戸川公園の集合時間に間に合うことが出来ました。
山行記
11月に入会し初めての清掃登山に参加した。8時30分3班に分かれて大倉を出発。天候は小雨、ロッジ付近で小石を袋に詰めて分岐まで持参した。天神平で 雨が強くなり、天神尾根を下りた。登山道のゴミはあまり落ちてなく、天神尾根はヌカルミ急登なので下りに集中してゴミは拾わずに下りた。戸沢の休憩所でお 昼をとった。戸川林道でやっとゴミが拾えた。
14時15分大倉についてゴミの計量、集合写真を撮り流れ解散となった。雨が降っていたが紅葉と落ち葉がきれいで楽しめました。みなさん、お疲れ様でした。
清掃5コース 参加者13人
ヤビツ峠から25分程で林道が分岐する。ここにもトイレが有る。左折して100m位で表尾根の取り付け点になる。この後二の塔まで1時間、林道に下るに も1時間、大倉までは1時間30分が目安となる。注意個所としては二の塔から林道までの下りで、登山道はえぐられて滑りやすく、安全を確かめてゆっくり下 る必要がある
清掃6コース 参加者13人
合羽を着ていたので蒸し暑く外側も内側も濡れた。雨だと衣類調整が難しい。全員汗と雨でびしょびしょ状態だった。下山の小丸尾根手前でゴミ袋をザックに入れ両手をあけた。鍋割りコースはCレベルの参加者が望ましい。
山行記
雨模様の中、鍋割山コースに参加しました。Fリーダーを先頭に全員カッパにザックカバーという万全の態勢で二股に向かいました。西山林道はまだ紅葉が残っ ており、落葉したもみじが靴底にフカフカの感触を感じながら和気あいあいと進みました。林道にはゴミがとても少なく、皆でゴミを探すような状況でした。
二股で余力のある人は、2Lの水を鍋割山荘に持っていきました。風雨が衰えないので、山荘の中で昼食を急いで取り、下山路の小丸尾根は、急坂に加えて紅 葉が多く、ぬかるんで滑りやすい状況でしたが、華麗なステップワークで身をこなし、全員無事に二股まで下山することができました。
今回初めて清掃登山に参加させていただきましたが、ゴミ拾い用のトングもあまり活躍せず申し訳ない感じでした。これからも出来るだけ参加し、社会貢献活動に努めたいと思います。
整備1コース 参加者13人
階段補修及び残差解消のため新規の階段設置作業を行いました。当初予定の10段に追加として5段の計15段行ないました。9時半頃から雨が降り出し、雨 の中での作業になりましたが手慣れた人が多く順調に作業が終わりました。時間が余ったので整備2コースに応援に行きましたが整備2コースも終了していまし た。
整備2コース 参加者14人
12時には予定作業と時間があったらやる作業まで終了した。
山行記
小雨がパラつく中合羽を着て、8時10分大倉を出発。途中、小石を袋に詰め込みそれを持って、雑事場に8時40分到着。自然保護部員の指示のもとに、カラクワ、カケヤ、ツルハシ等を使用して古くなった丸太を新しいものに交換する。
参加者はかなり慣れた方が多く作業はドンドンはかどる。2班に分け補修作業と小石運びを交互に交代しながら作業をした。土留め作業を終わらせて、12時下山を開始した。そのころから雨が本降りになり土砂降りの中、大倉に着いた。
雨に濡れて寒そうにしていた参加者からすぐに帰りたいとの声も上がった。閉会式が中止となりましたが、最後まで残った自然保護部員の方々、大変にお世話になり、ありがとうございました。